2022.04.23
つくば市高崎の夜の稽古

継続は力なりと言いますが継続するには凄い力が必要だと思います。努力忍耐力と家族や周りの協力がなければ一つの事を長く続ける事が不可能です。

何か一つの事を継続して知り尽くして行けたら間違いなくその事がお金に変えられない人生の財産になります。


私たち沢山の事に出会い、興味持ち、調べて体験して、三日坊主ではなくても途中で辞めます。
目標を達成して辞めるのはべつですが、

ゝ合わなかったからやめた。
ゝやってみたら苦手だと気付いた
ゝみんな簡単にできるのに…

と辞める事が多いです。
嫌な事を続けるより好きな事をして幸福感を味わい、充実な時期を過ごしたい事がスポーツや趣味の大事な決め手ですが、せっかく出会ったものを他人に比較して私に合わないという理由で辞めるのがもったいないと思います。

合気道には他人と争う事がなく、試合もなく勝ち負けが存在しなくて比較的に他のスポーツや武道に継続しやすいと思いますが、それでも見えない争いが存在します。

早く上達したい、上手くなりたい、強くなりたい…

これらの気持ちが合気道の目で見えない争いを産むと思います。こうした気持ちを良い競争心にして上達の足場にすれば素晴らしいと思います
やっぱり自分の後輩が自分より上達が早い!後輩を憎んでる訳でもないが自分ができない事に腹立て惨めな気持ちになる。

実はこうした気持ちが私もありました。こうした理由で合気道をやめたい日が沢山ありました。

他の人簡単にできる事がなぜ私にはできないの?

沢山悩んだところ気付いたのは合気道が技だけでなく道なので争わない心をあらゆる生活の中でもたないと行けない。他人と比べるのも争いとも言える。

開祖植芝盛平先生がおっしゃっている


勝つとは己の中の『争う心』にうちかつことである」


のように


他人に比べずに昨日の自分に比べて上達するのは真の合気道の精神です。



または

得意こそ物の上手になれ!と言いませんね!好きで有れば苦手な事を得意になれるから好きこそ物の上手になれといいます。
苦手な部分を悩んで、研究して上達する人が簡単にできる人より上手になるとは私が思っています。
簡単にできる人は意外と細かいところまで気付く事がないです。覚えるのが早いからの安心感があるからか上達が途中で止まってしまいます。

苦手で悩んで、研究して身についた技が身体に染み込んでいて忘れないと思います。苦労して身についた技を知り尽くしているから上手に人に教える事ができる。苦労して覚える人がいい指導者になれる!


 TODAY'S
 
​稽古


 準備運動

 執行

 前方回転受け身

 後方回転受け身

 体の変更

 両手取り呼吸法

 正面打ち一教(表、裏技)

 片手取り一教(表、裏技)

 片手取り四方投げ(表、裏技)

 正面打ち入り身投げ


 審査会


9級の審査の一部



5級の審査の一部



 杖の素振り(突きの部)

 31の杖の形

 呼吸法の八方