太刀取り小手返し⑨(逆半身から)


取り」左半身

「受け」の上げる剣に合わせて左足で相手の右側面に進み、左足軸に右足を引き左半身で「受け」の右側面に(90度、左半身)並びます。

左手で剣を持った「受け」の右手を(左手の小指を剣の柄に引っ掛けるように)握り、自己の臍前まで導きます。

右拳で相手の顔面に当て身を入れてから(相手の手を掴んだ)自己の左手を強く握ります。(右掌を左手の親指にかけて握る事)

右足軸に左足を開きながら握った「受け」の小手を返して相手を投げます。右足を「受け」の頭の上、左足を左肘に合わせてニ歩進みながら小手をさらに返して「受け」の右肩、肘、手首が一直線地面に対して直角なるように固めて右手で剣をとります。

剣先を「受け」に向けて左手で相手の肩が地面に密着するように上から押しかためます。



  • (注意)
    小指を太刀にかけて握る事
    小手返しの体術の場合親指を薬指の付け根に合わせますが太刀取りの場合小指を太刀に引っ掛けるのは大事です。



 太刀取り六教⑩(逆半身から)

「取り」左半身

打ち込む「受け」の動きに合わせて左足で相手の右側面に進み(左半身90度)右手て下から左手で上から「受け」の右小手を握ります。

左足軸に右足を引く同時に両手をおにぎりのように絞り、腕を返しながら左肘を「受け」の右肘に合わせて腰を捻りながら六教で肘を効かせます。

右手で剣を取り、



 太刀取り入り身投げ⑪(逆半身から)

「取り」左半身

打ち込む「受け」に合わせて(相手の後頭部見えるところまで)深く入り身をして、左手で後ろから襟

を。右手で剣の柄を上から握ります。

左手で襟を引き落とす同時右手で柄頭を「受け」の顔に打ち込むように手を返す同時に中心軸より転回して、右足で崩れた「受け」の後ろに進み相手を後ろへ投げ太刀をとります。

剣先を「受け」に向けて左手を腰の高さまでおさめて残心します。


  • 注意
    太刀の柄頭を「受け」の顔に打ち込むように投げる!



 太刀取り腰投げ⑫(逆半身から)

「取り」左半身

剣を振りかぶり「受け」に合わせて右足で相手の左側面に進み右手で剣の柄を下から握ります。腰を低くしながら、右足を「受け」の表に修正してからその足軸に転回して左足を「受け」の両足に相手に置きます。腰を相手の体に交差させて、密着させます。(斜め右上に伸ばした右手を見上げます)


腰を返しながら右手を切り落とし「受け」を投げ太刀を取ります。



  • 注意

●「受け」左側に剣を打ち込んでも斬られない位置に右半身で入る事
●原則逆半身から入る事
(右半身からの入りが踏み込みが遅い)



 太刀取り呼吸なげ⑬(逆半身から)


「取り」左半身

「受け」の上げる剣に合わせて右足で相手の右側面に深く進み、右足軸に転回して左半身で「受け」の右側面に並びます。

右手で相手の両手の間から剣の柄を持ち左手刀をこ振りかぶり肘を「受け」の首に合わせて両手を呼吸法で開き(左肘で相手の垢を上げ、両手を開きながら相手の右肘を胸で効かせる)左足で「受け」の後ろに進み相手を後ろへ投げ剣を取ります。(剣先を相手に向け左手を腰の高さまで下ろします)



「受け」の打ち込みに合わせて相手の右側面に入り身をして右手で剣の柄を持ち左肘の呼吸法で相手の垢を上げて「受け」を後に投げて太刀を取ります。


⑬⑤斎藤守弘先生の動画



 太刀取り呼吸投げ⑭(逆半身から)

「取り」左半身、

剣を振りかぶる「受け」に合わせて右足で相手の右側面に進み左手を「受け」の両腕の下に深くれ入れて(掌上)「受け」の左袖を(深く)持ち、右手で上から剣の柄を握ります。

左足で左斜めに進みながら両手を振り落とし「受け」を前に投げ太刀を取ります。(剣先を相手に向け左手を腰の高さで残心)





 真剣白羽取り ⑮(逆半身から)

「取り」左半身

相手の打ち込みに合わせて左足で「受け」の右側面に進み、左半身に転換します。左手で剣の柄を握り左掌で剣の棟に当て右足で「受け」の表に進み右半身に転換して太刀を取ります。(剣の切先を相手の中心より切り上げるように右手を押し下げ左手を振り上げる)

剣を相手に向けて残心




 太刀取り呼吸なげ⑯(逆半身から)

「取り」左半身

相手の打ち込みに合わせて左足で「受け」の右側面に進み左足軸に(90度、左半身)転換します。

左手で剣の柄を持ち左半身のまま相手の表に突き進み「受け」を投げ太刀をとります。(けん先を相手に向けて残心)


Point
相手が強くて片手で投げれない場合は左手で剣の棟を持って両手で剣を持ったまま受けの表に進み相手を投げます。



 太刀取り呼吸なげ⑰(逆半身から)

「取り」左半身

「受け」の打ち込みに合わせて右足で相手の左側面に進み右半身で右手で剣の柄を持ち大きく振り上げながら左足で「受け」の右側面に進み(踏み替える)左手で「受け」の左袖を(深く)握り左足軸に転換して「受け」を前に投げて太刀をとります。




斎藤守弘先生のYouTube動画を参考にして下さい