2021/07/01
茨城支部道場で稽古した片手とり四方投げの技を説明致します。
  • 片手取り四方投げ表技①
「取り」右半身

「受け」左半身左手で「取り」の右手を掴みます。
「取り」右足を相手の左側面に置き左足を引きつけ「受け」に対して90度に捌く同時に右手を呼吸法で(自己の臍前)返し相手の手首(脈部)を出します。

左手で(親指)相手の脈部を掴み、両手を剣のように振りかぶる(右手刀を頭に付ける)同時に右足で「受け」の表に進み、右足が着地同時に右手が頭に付いたまま180転回し(左回転)両手を「受け」の肩甲骨まで切り下げ「受け」を投げます。

斎藤守弘先生の技







  • 片手取り四方投げ裏技②
「取り」右半身

「受け」左半身で左手で「取り」の右手を掴む。
「取り」右足を相手の左足の爪先に合わせて転換する同時に右手首を呼吸で返し「受け」の左手首(親指で相手の脈部)を掴みます。

両手を自己の頭の前まで剣のように振り被り、手が頭(おでこ)に付いたまま180度振り返って(左転回)両手を「受け」の肩甲骨まで切り下げ「受け」を投げます。

斎藤守弘先生の技






  • 片手取り四方投げ③④(気の流れ表、裏)
相手が完全に握られる前に「受け」の動きにバット合わせて①、②と同じ基本の型で気の流れを行います。

斎藤守弘先生の技




  • 片手取り四方投げ(気の流れ、外流し、表)
右相半身から

「取り」右手を出し片手取りを誘う
「受け」左足で前に進みながら左手で「取り」の右手を掴みに行きます。
「取り」右足を斜め右後ろへ引く同時に相手の動きに合わせて呼吸力で右手首を外側に返し掴みに来る「受け」の左手を手首右に斬ります。

左手で下から「受け」の左手首を(親指で脈部)を握り、両手で相手の手を左へ斬りながら大きく左へ開きます。(左半身)

両手を頭の前まで剣のように振り被りながら右足で「受け」の表に進み、右足着地同時に左手が頭に付いたまま180度振り返って(左回転)両手を「受け」の肩甲骨まで切り下げ「受け」を投げます。







 

最後まで読んでいただきありがとうございました。



以下のYouTube動画を参考にしていただきました。

Morihiro Saito Sensei. Katate DoriMorihiro Saito Shihan performing basic techniques from Katate Dori on uke Bjorn Saw. Filmed in Jesi, Italy 1992. Produced by Paolo Corallini Shihan.リンクyoutu.be