2021/05/13
茨城県笠間市の合気会茨城支部道場で稽古しました横面打ち四方投げの技を説明します。
  • 横面打ち四方投げ表技
(基本)

お互い左相半身
「受け」右手刀を振りかぶり右足で前に進みながら「取り」の頭(左面)を打ちます。

「取り」左半身、両手刀を呼吸法ので振りかぶり左足で左半身のまま、左斜めに進み、左手で相手の腕を右手で相手の顔面を打ちます。

左手で「受け」の右手を斬り落としながら親指の付け根を持ち、右手で相手の手首(自己の親指で相手の脈部)を掴み、腰を右に捻りながら両手を伸ばし右半身になります。

両手を顔の前まで振りかぶりながら左足で「受け」の表に進み、着地同時に素早く中心軸より180度右回転します(剣の前後斬りのように)

両手を剣のように振り下ろしながら相手を投げます。


  • 横面打ち四方投げ表技
(流し)

お互い左相半身
「受け」右手刀を振りかぶり頭の中心から右足で前に進みながら「取り」の頭(左面)を打ちます。

「取り」両手刀を呼吸法で振りかぶり左足を自己の斜め左後方向(30度ほど)へ引きながら(右半身になり)、左手で「受け」の右手を斬り落としながら親指の付け根を握り、右手で相手の手首(自己の親指で相手の脈部)を掴み、腰を右に捻りながら両手を伸ばします。

両手を顔の前まで振りかぶりながら左足で「受け」の表に進み、着地同時に素早く中心軸より180度右回転します(剣の前後斬りのように)

両手を剣のように振り下ろしながら相手を投げます。






  • 横面打ち四方投げ表技
(氣の流れ)

お互い左相半身
「受け」右手刀を振りかぶり頭の中心から右足で相手の左へ進みながら「取り」の頭(左面)を打ちます。

「取り」両手刀を呼吸法で振りかぶり左足を自己の斜め右後方向(30度ほど)へ引きながら(右半身になり)、左手で「受け」の右手を斬り落としながら親指の付け根を持ち、右手で相手の手首(自己の親指で相手の脈部)を掴み、腰を右に捻りながら両手を伸ばします。

両手を顔の前まで振りかぶりながら左足で「受け」の表に進み、着地同時に素早く中心軸より180度右転回します(剣の前後斬りのように)

両手を剣のように振り下ろしながら相手を投げます。



  • 横面打ち四方投げ表技
(氣の流れ)

お互い左相半身
「受け」右手刀を振りかぶり頭の中心から右足で前に進みながら「取り」の頭(左面)を打ちます。

「取り」両手刀を呼吸法で振りかぶり左足を自己の右後方向(90度ほど)大きく引きながら(右半身になり)、左手で「受け」の右手を切り落とし親指の付け根を持ち、右手で相手の手首(自己の親指で相手の脈部)を掴み、体を大きく右に回転しながら両手を伸ばします。(右半身)

両手を顔の前まで振りかぶりながら左足で「受け」の前に進み、着地同時に素早く中心軸より180度右回転し、両手を振り下ろし相手を投げます。


  • 横面打ち四方投げ裏
(基本)

お互い左相半身
「受け」右足で前に進みながら右手刀を振りかぶり頭の中心から「取り」の頭(左面)を打ちます。

「取り」両手刀を呼吸法で振りかぶり左足で左半身のまま、左斜めに進み、左手で相手の腕を右手で相手の顔面をうちます。

左手で「受け」の右手を斬り落としながら親指の付け根を持ち、右手で相手の手首(自己の親指で相手の脈部)を掴み、腰を右に捻りながら両手を伸ばし右半身になります。

両手を顔の前まで振りかぶりながら左足を「受け」の右足の爪先に置き(裏足)、着地同時に素早く中心軸より180度右に転回します(剣の前後斬りのように)

両手を振り下ろしながら相手を投げます。



  • 横面打ち四方投げ裏技
(流し)

お互い左相半身
「受け」右足で相手の左へ進みながら右手刀を振りかぶり頭の中心から「取り」の頭(左面)を打ちます。

「受け」両手刀を呼吸法の形で振りかぶり左足を自己の斜め左後方向(30度ほど)へ引きながら(右半身になり)、左手で「受け」の右手を切り落とし親指の付け根を持ち、右手で相手の手首(自己の親指で相手の脈部)を掴み、腰を右に捻りながら両手を伸ばします。

両手を顔の前まで振りかぶりながら左足を「受け」の右足の爪先に置き(裏足)、着地同時に素早く中心軸より180度右転回します。

両手を剣のように振り下ろしながら相手を投げます。


注意点


★横面打ちの気の流れでも裏技の裁きが上のように可能ですが、表技の方がより効果的のようです。

  • 「取り」両手を呼吸方法の形で中心より振りかぶりながら「受け」の打ち込みを受ける
  • 受けた後は両手で「受け」の腕が伸びるまで腰を捻り両手を自己の中心に伸ばす(捌く角度が大事)
  • 回転する時両手を自分の顔の前(オデコの前)より動かさない。
  • 回転する時は腰を低くする
  • 足が着地同時に素早く回転する
  • 「受け」の腕が曲がる方向へ両手を振り下ろし投げる。(相手の腕が伸びてるままですと怪我の原因になります。)












 

読んでいただきありがとうございました。