2021/06/03
茨城支部道場の稽古で横面打ちの腰投げの復習をしました。稲垣先生は腰投げの足裁きを練習させる為に三種類の片手取りの腰投げを教えていただきました。
以前のブログで横面打ち腰投げの説明の時この足裁きの違いにはちょっとだけ触れましたが、以下のブログをご覧下さい。
①片手取り腰投げ
「受け」左半身
「取り」右半身
「取り」右手を出し片手取りを誘う。「受け」左手で「取り」の右手首を掴みます。
「取り」右半身で右斜めに進みながら右手刀を呼吸法で大きく振りかぶり相手の左手首（脈部）を握ります。
左拳で「受け」の顔面に当て身を入れながら、左足を相手の両足の真ん中に置き腰を低くして左足軸に右回転します。（右半身で右手を右斜め上に伸ばして手先を見上げます）
腰を左へ捻り右手で相手の左腕を斬り落として「受け」を投げます
②片手取り腰投げ
「受け」左半身
「取り」右半身
「取り」右手を出し片手取りを誘う。「受け」左手で「取り」の右手首を掴みます。
「取り」右足を右斜め後ろに引き左足を合わせて左半身になる同時に呼吸法で右手首から手を返し左手で「受け」の左手首（親指を相手の脈部にかけて）を握り、腰を左へ捻り相手の手が伸びるまで左へ斬ります。
左手で「受け」の腕を高く上げて右足で相手の前に進み（右足が相手の両足の間）中心より左へ回転し左半身で腰を低くして左手で「受け」の左腕を自己の左斜め上に伸ばして（手先を見上げる）腰に密着させて右に回転しながら「受け」の腕を斬り落とし相手を投げます。
③片手取り腰投げ
「受け」左半身
「取り」右半身
「取り」右手を出し片手取りを誘う。「受け」左手で「取り」の右手首を掴みます。
「取り」右足を右斜め後ろに引き左足を合わせて左半身になる同時に呼吸法で右手を返し掌で「受け」の左て首（脈部）を下から握ります。
左手で「受け」の顔面に打ち込み受けた相手の右手首（脈部）を握ります。
両手を自己の左斜め上に伸ばしながら右足で相手の前に進み、左足を相手の両足の間に置き、自己の右手が真っ直ぐに伸びるまで腰を低くして「受け」のお腹に密着させます。（右手が自己の右斜め上に向き、手先を見上げる）
腰を左へ捻り相手の両手を斬り落とし「受け」を投げます。
斎藤守弘先生の両手取りの腰投げは③の技に違いのでアップしました。参考にして下さい。
ありがとうございました。