2021/06/03


茨城支部道場の稽古で横面打ち岩石落としの稽古をしました。以前のブログで正面打ちの岩石落としの説明をしました(上のリンクをご覧ください)


今日の茨城支部道場の稽古でニ種類の横面打ち岩石落としを練習しました。「受け」の後ろに入り身する場合と、「受け」の前に進む場合!

受けの前に入って投げるのは有名な磯山宏師範のトレードマークでも言える技です。相手の動きに絶妙なタイミングに合わせる事できないとこの技が非常に難しくて危険だと思います。その為に他の先生の演舞ではあんまり見た事がないです。

私自身は2005年の茨城県演舞大会で初めて磯山先生の演舞で岩石落としを見て「この技をできるようになりたい」と憧れて合気道を本日まで続きましたがまだまだできません!


では技を説明致します。




①横面打ち岩石落とし(前)


お互い左相半身


「受け」右手刀で「取り」の左横面を打ちます。

「取り」相手の動きに合わせて左足で斜め左へ進みながら左手で相手の横面を受けて「受け」の右手首の脈部を握ります。


右拳で「受け」の顔面に当て身をいれながら右足を相手の両足の間に置きます。


腰を低くして右足軸に左へ回転し右手を相手の両足の間入り、手首を掴んだ左手を高く上げて左手先を見上げます。(横面打ち腰投げとほぼ同じです)


左手を斬り落とし右手で相手を上に持ち上げながら腰を高くして相手を投げます。




磯山博先生の1987年の全日本合気道演舞大会の演舞の一部です。


ご覧の通り磯山先生の技が私が説明した事が若干異なりますが「受け」の動きに合わせるからだとおもいます。

磯山先生ここでは右手を相手のお腹に当てて持ち上げます。








②横面打ち岩石落とし(後)


左相半身から

「受け」右手刀を振りかぶり相手の左横面を打ちます。
「取り」打ち込む相手の動きに合わせて左手で受けながら右手で「受け」の右手を切り落とし、左足で「受け」の右後ろに入り身をして(後頭部を見えるまで)相手の後ろ襟を左手で掴みます。










 

読んでいただきありがとうございました。