7月12日から17日にかけて、国会議員団10名超のメンバーででアメリカに視察に行ってきました。

 

 7月12日に日本を発ち、その日の夕方にワシントンに着きました。

 

 翌日13日は、朝から朝食会を行ったのち、日米韓の議員合同会議、安全保障問題の有識者とランチ・ミーティング、などを立て続けに行い、夜にワシントンからニューヨークへと飛びました。

 

 14日はまず午前中にニューヨーク連邦準備銀行の副総裁ディック・ピーチ氏と面談し、今後の金融政策について話し合いました。実は私は、ニューヨーク連銀のダドリー総裁とは10年来のお付き合いですが、今回はダドリー氏とは日程調整が叶わなかったため、副総裁のピーチ氏から、米国の実体経済について、またFRBとしての今後の政策運営についてお話を伺うことになりました。ピーチ氏とは、腹を割って1時間近く話し合うことができ、とてもよい会談となりました。(こちらの内容につきましては、今後また別の記事で詳しくご報告できればと考えています。)

 

お昼は、国連にてふたたび日米韓議員有識者懇談会を行い、「北東アジアにおける平和と安定の構築」というテーマで、主に北朝鮮問題について話し合いました。

 

またこの日は夕方から夜にかけて、日本政策投資銀行と、三メガバンク(みずほ、SMBC、三菱東京UFJ)の役員の方々と面談、夕食会を行いました。アメリカ駐在の国際的視点から世界経済の動向について興味深い話を伺うことができ、非常に有意義な機会となりました。

 

 

 連日忙しいスケジュールになっていましたので、翌日15日の午前中は一休みし、昼からはまた昼食懇談会。翌日帰路につきました。

 

 

 東アジア情勢が緊迫してきている中、各国の議員、有識者の率直な意見を伺うことができ、非常に有意義な視察となりました。また、経済問題、金融問題に関しましても、各金融機関の方々から長期的視野でお話を伺うことが出来たのは非常に勉強になりました。

 日本経済を少しでも発展させるためには、どういう戦略が必要なのか。また、激動する世界情勢の中で、日本は今後どのような役割を発展を担っていけばよいのか。そうした問題を考えるための材料、視点がたくさん得られた視察でした。今回得られた知見を元に、次期国会でも新たな取り組みを進めていければと思います。

 各イベント、会談の詳細はまたこのブログでもご報告していこうと思います。