5月28日、宏池会60周年記念式典に参加し、広島中央公園にあります池田勇人先生の銅像前にて挙行された植樹祭に参加いたしました。宏池会結成当時、私は高校生で、池田内閣の産声と大きく変わる日本の情勢を肌で感じておりました。

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  私の大学時代は60年安保闘争の真最中で、大学閉鎖、すなわち授業がないといった状況でした。世の中は暗く落ち込んでおりましたが、誕生間もない池田内閣が本格的な経済政策を打ち出し、世の中を大きく変えました。これがいわゆる「所得倍増計画」です。

  

21年前、私が衆議院議員に初当選した折には全派閥からお誘いを頂きましたが、宏池会を選んだのは、大学時代の池田勇人先生の「所得倍増計画」という素晴らしい政策により、落ち込んだ世の中を明るく大転換させた感動と憧れが大きかったためです。いかに優れた政策を打ち出せるかこそが政治の役割であり、政治家の使命である。結成60年を迎えた宏池会の歴史と共に、自分の歩んできた道も振り返る良い機会となりました。