昨日、23才以下のサッカー日本代表が見事、リオデジャネイロ五輪出場権を獲得しました。これで日本は6大会連続のオリンピック出場となります。

出場権がかかった対イラクの準決勝では、同点で迎えた試合終了間際のアディショナルタイムに原川選手が決勝ゴールを決め、日本は劇的な勝利を飾りました。「イラク」、「試合終了直前のゴール」という部分は、立場は逆ではありますが、あの
1993年の「ドーハの悲劇」(アメリカワールドカップ予選)を思いおこさせるものでした。

今回の勝利は、
4年後に控える東京オリンピックに向けた、次につながる重要な勝利でもありました。次回の東京オリンピックでは、自国開催のため予選は免除になります。そのことを考えると、今回きちんと実力で出場権を獲得できたというのは、非常に重要かつ喜ばしいことでした。


今回の
U-23日本代表の堂々とした戦いぶりを、私は大変頼もしく感じました。これからの日本を担っていく彼らと同世代の若者にも、勇気を与えたことだろうと思います。

世界における日本経済の相対的な地位の低下が叫ばれて久しいですが、国際社会が大きく変化し続けるなかで、世界における日本の地位をしっかりと確立し続けるためにも、若い人たちにはこれまで以上にどんどん世界に挑戦していって欲しいと思います。安倍政権のもと、我々国会議員も一億総活躍社会の実現に向けて強力に進めているところですが、若者が活躍できるような基盤整備についてもしっかりと推進していきたいと思います。

日本には、まだ来る30日にライバル韓国との決勝戦が控えております。またその後は、世界との戦いが待っています。日本らしいフェアプレーの精神で堂々と戦い抜いて、再び、我々に元気を与えてくれることを期待したいと思います。