私は日ごろの運動不足を解消するため、最近、朝夕歩くことにしています。


赤坂の議員宿舎を出発し、氷川神社、六本木四丁目の交差点を通り、乃木神社で参拝して赤坂の宿舎に帰ってきます。

距離的にはそんなに長くはありませんが、坂が多いため良い運動です。

朝、六本木の交差点の近くを歩くと、酔っ払って道で寝ている若者が常に5、6人いたり、朝帰りと思えるカップルが目を真っ赤にして歩いていたりと、今の若い人たちの生活を垣間見て勉強にもなります。

笑ってしまうのは、朝の6時ごろ六本木警察署の横にあるカラオケボックスは、朝の6時になると蛍の光を演奏するのである。

ところで、先日、大阪の長居公園で雷が落ちたあの日、私は地元の千早赤阪村の山道を歩いていました。

まだ雨が降ってはいませんでしたが、金剛山の山頂付近が黒い雲に覆われていたので、雨に降られるだろうなと思いながら歩いていました。

道で出会った人と話していたら、案の定、大雨に降られてしまいました。

建水分神社の前を歩き、川野辺地区に入ろうとした時には、道は川の様に流れ、もちろん体中はずぶ濡れでした。

夏の雨で気持ち良くもありました。

そこまでは良かったのですが、突然、ピカッピカッと空が光り、音もなり始めました。

今までの心地よさが吹っ飛び、自分の身を守るにはどうしたらよいのかやり方がわからず、戸惑いました。

電柱の所に近づくなということは小さい時から言われていましたので、だから高い建物のそばには行かないようにしました。

なんとなく、溝に伏せたらよいと小さい時に言われた記憶や、インドネシアでスコールにあった時も現地の人から地べたに寝るようにとの指示を受けたことを思い出しました。

道路の脇の溝に伏せようと思ったが、あまりに流れが速く、流される危険性があるのでそれもできませんでした。

道の周りの家に助けを求めても良かったのですが、結局、約40分、雷の恐怖の中、道の脇をそろそろと歩きました。

もちろん、そろそろと歩いたところで雷の対策にはならないのは百も承知です。

雷の恐怖と戦いながら、家路についたのですが、先日の雷の時には人命も奪われました。

どのようにすれば助かるのかなどの教育や、退避場所や避雷針の特に農村部への設置などの対策を進めるべきではないかと思います。