スイス・ダボスで開催された、世界経済フォーラム年次総会に自民党を代表して出席しました。

1月25日から29日までの5日間の日程で開催された、今年のダボス会議では、"The Great Transformation: Shaping New Models(大いなる変革と新たなモデルの構築)"をテーマに、日本の震災復興と、欧州債務危機について世界のリーダーが集まり話し合いを行いました。

初日のオープニング・セッションでは、もっとも注目されるトピックのひとつである欧州諸国の財政再建と信用不安についてドイツのメルケル首相がスピーチを行い、俳優の渡辺謙さんが被災地への支援を呼びかけました。

そのような中、セッションの1つであります、"A Framework for Strategic Infrastructure"において、イギリスの前首相であります、ゴードン・ブラウン氏とインフラへの投資の重要性について意見交換を行いまいました。

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ダボス会議で、タイのインラック首相と会談しました。

日系企業にも大きな影響を与えた昨年の洪水について、インラック首相は、日本の支援に感謝しており、タイ政府は洪水対策に努めているので、今後も日本企業はタイにとどまってほしいと述べました。

また、今後の支援については、復興のためには資金が必要であり、特に中小企業に対して日本からの援助があれば大変助かると述べるとともに、危機的な状況に陥ったのは今回だけで、タイの経済状況は順調だと述べ、日本でも投資先としてのタイをアピールしたいと言われました。

竹本より、今回の災害に対するお悔やみの言葉が伝えられるとともに、昨年の被害を繰り返さないための対策として、雨期到来前の防波堤建設などに加え、情報と指揮系統の一本化が必要との認識で一致しました。

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世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長と会談しました。

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ダボス会議で、国際原子力機関(IAEA)の天野事務局長と会談しました。

今回の東日本大震災に伴う、原子力発電所の事故問題について議論し、天野事務局長は、「原発事故は日本にとって不幸な経験だったが、それを世界に伝える責務がある」と言われ、そのために、日本政府の要請に応じて福島県内にIAEAの事務所を開設する方針を明らかにしました。

東京電力福島第1原子力発電所の事故後の対応や放射性物質の除染に関する教訓を収集・蓄積し、これを世界の原発保有国と共有し、2度とこのような事故が起きないよう対処します。

また、現在緊張状態が続く、イランの核開発疑惑によるホルムズ海峡について、率直な意見交換を行い、ホルムズ海峡の封鎖や、それに伴う、石油の供給についても議論を行いました。

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墨絵画家のDrue Kataoka氏と。

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JICAの緒方貞子前会長と。

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竹中平蔵氏と。

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