こんにちは。竹本直一です。


現在、日本は非常に危機的な状況下にあります。


ドル円相場は1ドル83円台をつけ、株価も8000円台に何度か足を踏み入れています。


市場関係者の中では77(1ドル70円台、株価7000円台)が予測され、輸出企業はかなりのダメージを負っています。


今回のこの危機は、民主党政権のあまりに無策な経済運営が引き起こした人災とも言えます。


先月から経済対策そっちのけで代表戦にかかりっきりで、何にもしていませんでした。


長年与党として政権運営を担った自民党としては、与党のあまりに何もしない態度に何度も注文を付けてきました。


国が滅んで、民主党の代表だけが残ることになると何度も警告してきました。


私は現在、衆議院の財務金融委員会で筆頭理事をしておりますので、国会は閉まっていますが、衆議院の財務金融委員会を緊急的に開いて、この危機に対して議論をしようと呼びかけて参りました。


そして昨日、衆議院の財務金融委員会にて閉会中審査(国会が閉まっている時に緊急的に委員会を開いて審査すること)を行い、政府と経済対策の議論を行いました。


また、自民党は、このままでは日本が沈没してしまうとの危機感から、独自の緊急経済対策をまとめました。


予算規模は、


・約5兆円


です。


財源は、


・経済危機対応・地域活性化予備費から9200億円

・09年度決算剰余金から8000億円

・民主党マニフェスト施策執行停止から7000億円

・独法の資産売却などから1兆5000億円

・建設国債発行から1兆300億円


です。


細かい内容としては、平成ニューディール政策を主軸とし、為替対策と金融政策、経済対策を行います。


さらに細かい施策はhttp://www.jimin.jp/jimin/seisaku/2010/seisaku-025.html を参照していただければと思います。


何よりも優先されるべきことは国民皆様の生活、雇用、そして日本経済だと思います。


不毛な代表戦を長く行うのでなく、日本のために働いていただきたいと思います。