昨年、フジテレビ・関西テレビ系列で放送された『コードブルー』で広く知られるようになったドクターヘリについて今日は書こうと思う。

それではドクターヘリとはどのようなものであろうか。
ドクターヘリは救急医療用の医療機器等を装備したヘリコプターであり、救急医療の専門医、看護婦などが同乗して現場に向かい、現場などから医療機関に搬送するまでの間、患者に救命医療を行うことのできる専用ヘリコプターである。

近年、このヘリコプターの整備は急速に進んでいます。最近までは都市圏よりも、面積は広いが、人口の少ない県に導入がすすんでいたが、私の地元である大阪でも平成20年1月16日から運行が始まりました。大阪では大都市圏で初めての運用となります。

大都市圏以外のドクターヘリは過疎地と拠点病院を結ぶ大切な命のパイプである。
大阪ではそれに加えて大都市圏域である実情と特性を活かして救急車を補完し、救急患者の救命率の向上及び広域救急患者搬送体制の充実並びに災害発生時の医療救護活動の充実を図ることを目的として実施する。

ドクターヘリの出動イメージ図を見てほしい。

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上の図をみると救急車の補完をドクターヘリが果たしていることがわかると思う。
次に大阪のドクターヘリがどの範囲をカバーしているかを見てほしいと思う。


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私の地元である富田林などの地域は10分から15分でドクターヘリが到着可能となっている。
大阪ではドクターヘリで大阪大学医学部付属救命救急センターから各拠点病院まで搬送しています。

各拠点病院
大阪大学医学部付属病院 済生会千里病院 大阪府三島救命救急センター
大阪医科大学付属病院 関西医科大学付属滝井病院 関西医科大学付属牧方病院
大阪府立中河内
救命救急センター
東大阪市立総合病院 近畿大学医学部付属病院
市立堺病院 大阪府立泉州救命救急センター 市立泉佐野病院
大阪市立総合医療センター 国立病院機構大阪医療センター 大阪赤十字病院
大阪警察病院 大阪市立大学医学部付属病院 大阪府立急性期・総合医センター


高速道路の大規模事故や大規模災害などが起きたときにも、高速道路上や災害現場までドクターヘリは来て拠点病院まで患者を運んでくれる。
このような事態のときや脳疾患や心臓疾患の症状のときにドクターヘリは非常に有効である。

私はドクターヘリをもっと拡充しなければならないと思っている。
大阪だけでなく各都道府県のドクターヘリの台数を増やし、救急を要する患者さんをできるだけ救いたいと思います。
ドクターヘリには非常にお金がかかる。
だから私は国からドクターヘリ事業への援助を増やし、さらなる拡充を図るべきだと思っています。

さらに詳しい情報は大阪府HPまで↓
http://www.pref.osaka.jp/iryo/DrHeri/drheriindex.htm