朝からNHKを見てますが、デジタル地上波のHD画質だと、遠く離れたパレスチナ難民やシリア難民の暮らすベイルートのアパートや路地などの画像にリアルな空気感が感じられます。
昔はこういう番組はだいたい画質の粗いフィルム映像、さらに昔は白黒映像なんですが、そのような映像だとどうしても現実からの距離が生じるというか、フィクション性が入ってしまいます。
映画「麻雀放浪記」ではフィクション性を強めるために意図的に白黒で撮影したのだそうですが、ドキュメンタリーは、現実の色調のビデオの高解像度映像が良いですね。