調査捕鯨で判決「現状では認めず」 | T-MOTOの日曜映画

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日曜日のショートムービー製作

国際司法裁判所で調査捕鯨についての判決が出ました。

判決は、「研究目的ではなく現状のままでは認められない」

日本の調査捕鯨というのは、商業捕鯨が禁止された直後に乗り換えるように始められた歴史的経緯からみても、シーシェパードに邪魔されない年は1000頭以上の鯨を捕獲して50億円の売り上げの鯨肉産業が形成されていた点をみても、研究よりも鯨肉販売がメインであることは、明らかです。

国際法の趣旨は研究がメインで鯨肉を売ってもいい、というものですから、本末転倒の、禁止規定破りのために研究を付け足した商業捕鯨は認められないでしょう。

日本の国際イメージを落としかねない、このような正々堂々としていないやり方は、やめていただきたいものです。

調査捕鯨を支持している人でも実質的には商業捕鯨であることは感じていたと思うんですけどね。是正されるまでにずいぶんと時間がかかったものです。


調査捕鯨だけでなく、うさんくさいあやしい制度はけっこうあります。

単純外国人労働者規制破り、労基法破りの外国人研修制度とか、賭博罪を回避するためのパチンコ業界の三店方式とか。