シン・ヒョンスのヴァイオリン、クリスティアン・アルミンク指揮新日本フィル「新・クラシックの扉」を、すみだトリフォニーホールにて。
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
(アンコール)マスネ:タイスの瞑想曲(独奏)
ドヴォルジャーク:交響曲第8番ト長調Op.88
(アンコール)ドヴォルジャーク:弦楽セレナーデ~第1楽章
本来土曜日2時の公演に行くつもりで、ずいぶん早い段階で良席のチケットを購入していたのであるが、いろいろな事情があって土曜日の公演の時刻はLSOに行くことにして、急遽金曜日の真っ昼間の公演に行くことにしたのである。
そのようなわけで、私の席はトリフォニーホール2階の後方という、ヒョンス姫の姿が非常に遠くに位置するというありがたくない席になった。そのうえ、というかそれ以上にありがたくないのは、座席が屋根の下で音が届きにくいという点。すぐ上に天井があるのも、圧迫感があってよろしくない。これでS席とは…
トリフォニーはやはり、1階の平戸間中央に限る。
このようなハンデがあったためか、シン・ヒョンスのヴァイオリンの音が遠くて、とても痩せて冷たい音に聞こえたのは残念であった。カデンツァは最近では珍しいクライスラー版。私が持っているCDでは、イエフディ・メニューヒンがフルトヴェングラーと共演したものくらいしかない。第3楽章になって多少音の冷たさと細さが緩和されたような気がする。アンコールのタイス、こちらも珍しいオケ伴なし。何か、アカペラで歌っているのと同じような感覚でこれがとても新鮮でよかった。ところで彼女が使用している楽器、ウィキ情報、所属事務所情報で異なっているが、いったいどちらが正しいのか…
後半のドボ8。私の好みの演奏よりもちょっと遅めのテンポだが、このわずかな差が音楽の活気の違いにつながるから不思議である。しかし途中から猛烈な睡魔に襲われ、仮眠状態、よって評価不能である。最近こういうことが多くていけない。ちなみにオケはとても立派でいい音を出していた。アンコールがスラヴ舞曲でなかったのは評価に値する。
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
(アンコール)マスネ:タイスの瞑想曲(独奏)
ドヴォルジャーク:交響曲第8番ト長調Op.88
(アンコール)ドヴォルジャーク:弦楽セレナーデ~第1楽章
本来土曜日2時の公演に行くつもりで、ずいぶん早い段階で良席のチケットを購入していたのであるが、いろいろな事情があって土曜日の公演の時刻はLSOに行くことにして、急遽金曜日の真っ昼間の公演に行くことにしたのである。
そのようなわけで、私の席はトリフォニーホール2階の後方という、ヒョンス姫の姿が非常に遠くに位置するというありがたくない席になった。そのうえ、というかそれ以上にありがたくないのは、座席が屋根の下で音が届きにくいという点。すぐ上に天井があるのも、圧迫感があってよろしくない。これでS席とは…
トリフォニーはやはり、1階の平戸間中央に限る。
このようなハンデがあったためか、シン・ヒョンスのヴァイオリンの音が遠くて、とても痩せて冷たい音に聞こえたのは残念であった。カデンツァは最近では珍しいクライスラー版。私が持っているCDでは、イエフディ・メニューヒンがフルトヴェングラーと共演したものくらいしかない。第3楽章になって多少音の冷たさと細さが緩和されたような気がする。アンコールのタイス、こちらも珍しいオケ伴なし。何か、アカペラで歌っているのと同じような感覚でこれがとても新鮮でよかった。ところで彼女が使用している楽器、ウィキ情報、所属事務所情報で異なっているが、いったいどちらが正しいのか…
後半のドボ8。私の好みの演奏よりもちょっと遅めのテンポだが、このわずかな差が音楽の活気の違いにつながるから不思議である。しかし途中から猛烈な睡魔に襲われ、仮眠状態、よって評価不能である。最近こういうことが多くていけない。ちなみにオケはとても立派でいい音を出していた。アンコールがスラヴ舞曲でなかったのは評価に値する。