ゴールデンウィーク最終日は恒例のGood Neighbors のイベントフードでございました。

今回たぶん今までで一番試作しました。
が、結局トンボ(クレープの生地を焼く時広げる道具。野球場をならすやつのちっちゃい版)はまるでうまく使えないままでした。不器用なのかセンスがないのか、、、
悔しいので今後も焼き続けますよ!

メニューはサラダロール。
まぁ、えっと、サラダクレープです。一番シンプルなのを見本で置いておきました。
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あ、そうだった。おむすびも作ったんだったっけ。これに関してはまた。


これ、生地は小麦粉じゃありません。卵も牛乳も使いません。

そば粉と塩と水のと、米粉と塩とココナッツミルクと水の2種類の生地を作りました。写真はそば粉の生地です。


なんでこれ作ろうと思ったんだっけなぁ、、、

たぶんスリランカで出会ったホッパーという食べ物がとても好きで、友達にも作って食べてもらうたびに好評だったので、それをもっと身近な感じで食べられないだろうか?というのが動機だったような。

この右側のがホッパー。
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こんな半球状の鍋で焼きます。
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当初のきっかけはそんなことでしたが、そこから友達が小麦粉が身体に合わないからとグルテンフリーにしてること、何度かイベントでたけみごはんを食べてくれてるお客様に卵アレルギーの人とベジタリアンの人がいることがあいまって、生地の扱い勝手がどんなに悪かろうと小麦粉と卵と牛乳は使わないで作りたくなったわけです。
でもってココナッツが全面に押し出されたのは苦手という人も結構いたり、1種類じゃつまらないなぁという私の作りたがり根性がそば粉のガレットも作ることになったきっかけのはず。

粉ってどれも見た目はそんなに違わないけど触ってみたり水に溶いたり火にかけてみるとかなり違います。
そりゃ材料が違えば違うのが当たり前なんだろうけどこんなことでもなければさほど気にせず使いますよね。

日本の一般家庭で使い慣れてるのは小麦粉と片栗粉でしょうか?
その2つだって随分違います。
私もそのくらいしか普段は使いません。
お米食べるけど米粉ってお月見でお団子作るときくらいしか使わないし、お蕎麦だって既に麺になってるものしか使ったことないですもん。

それでね、小麦粉気分で水にとくとびっくりするわけです。
そば粉とか物凄い粘り気で。

またそれをフライパンに流し入れてびっくりするわけです。
すぐ固まっちゃったりひっくり返そうと思ったらベトベトで返らなかったり。

円形の薄い生地とかできないかと思いましたよ^_^; 特に米粉とココナッツミルク!

米粉が重いのかココナッツミルクの油のせいなのか生地が少しでも厚いと持ち上げた時に自重で崩壊するんです。米だから火が通ってもペタペタするからひっくり返す時に折れちゃうとくっついて離れないし。
少しカラリとするくらい両面を焼かないとそのあと物が包めません。
あと全部ココナッツミルクでとくと油がキツすぎるので半分くらい水にしました。
水分量は何度やっても上手くいかず最終的に感覚頼り。イベント終わってるのにまだレシピにできません。
ホッパーを作った時は小麦粉入れてますがレシピはこちらに書いてあります。米粉は上新粉でも大丈夫だと思う。

今家には鉄板と大きなフライパンがあります。ココナッツ生地を鉄板で焼くのを断念した結果です。

そば粉の方も当初に知ったレシピだと水分が多く、熱々の鉄板の上では弾けてのばすどころではなかったり鉄板に焦げ付いて剥がせなかったりで水分量を何度も変えてチャレンジ。
かといってガレットって薄く穴あきでパリパリしてるところも魅力なのだと思うと生地が濃けりゃいいという話でもなく、私のトンボを使う技術(のんびりして生地に火が通り始めるとベトついて全てがトンボにくっつきます)やらとのギリギリのラインをとって、そば粉100gに水230mlに落ち着きました。塩は2g入れています。
できればもう少し薄めて延ばせるといいのですが、、

少し鉄板の温度を下げたら延ばしやすいかも!と試してもみましたが鉄板の温度がガッツリ上がってないと驚くほど焦げ付きます。剥がす時点でボロッボロ(笑)

米粉の生地に関してはココナッツミルクの油の影響か火の通る時間が更に早く、熱々の鉄板の上に垂らしてどんなに高速でトンボをあて始めようがまるで練っている状態になってしまいました。
そんなこんなでフライパン焼きに変更。フライパンに良くないとわかっていても毎度生地を引く前に水でフライパンを冷まして、トンボじゃなくてフライパンをまわして生地を拡げてました。


誰にも頼まれてないのによくもまぁ試作ばかりしたものだと若干自分に呆れ気味ではありますが、なんかコレもう少し精度上げられたらお店でもできるんじゃないかと本気で考えるくらいには好評でした。

生地のことだけでこんなに長くなってしまった、、、
具も色々選べるように作ったんだよー。ってのはまた次回にでも書こうと思います。