1日目の夜。
みんな寝床に潜ったあとも1人で焚火してると山さんがテントからお酒を手にひょっこり。
おっさん2人の至福の時間。
雲が切れてきてお星様たちが本気出し始めたのでランタンを消してみると、いわゆる満天の星空でおじさん2人の目は昔の少女マンガのようにきらめいていたことでしょう。
夜も更けて宴もたけなわ。僕はキャンプ場の夜の散歩が好きなのでトイレついでに少し徘徊。
木々がもちもちの木みたいな陰影で見えるのがほんま好き。
2日目。
2日酔いも無く、いつも通り(?)長女なつがイスコ家の寝室に忍び込むガサゴソ音で目覚める。
この日の最低気温は-2℃ほどだったので外は霜で白い。
なつがこれ以上イスコ家寝室への侵入を企てないようにジュースで釣って早朝散歩へ。
足音がパキパキ鳴って心地良い。
なつが水溜まりに出来た薄氷の採集に没頭してる中、僕は良さげな枝がポツポツ落ちてるのに気づく。
これはもしや…
自サイトに戻り探索すると良さげな落ち枯れ枝を発見。
ついにきたでよこれ…
大分前に買っておいてからまだ使ったことなかった折りたたみノコギリでこうして
こうして
さらに先週のアサマ狼煙でさとぴさんから頂いたお土産で
こうして
こう。
ちなみにこのリンゴは、チェックインの時受付でいただいた、みなかみ自慢のリンゴちゃん。
美味しくいただきました。子供が集まって即完。
昼ご飯はすこぶる快晴だったのであえて日向で炉端焼き大将で先週焼き損ねたタンドリーチキンなどを。
昨晩残った串カツのネタもやきとんへ早変わり。
焼いても美味いね、キミ。
妻のRちゃんがティファールの呼吸、フライパンの型、両面切りで強引にパンを焼成。
ついにパンのためにダッチオーブンが欲しくなったようです(うちはキャンプ初年度にダッチ乗せられる方がいいと一回で焚火台を買い替えたくせに5年経った未だにダッチは持ってない)。
ここぞとばかりに先週出し損ねたニラもやしにチャーシューを添えてを出してみる。
好評だったと、僕は思い込むことにする。
さらにパンを合わせるべく選ばれたメニューのアヒージョを山さんが調理!
うむ!アヒージョ美味いが腹パンパンでパンつけて食べられん!
飛ばしすぎた!
もうビールしか腹に入りまへんわ状態で天気の良い冬山でまったり。いやはや幸せしかないんかこのキャンプには。
あ。昨晩災いあったわ…
そしてもう僕にとって2泊3日のキャンプ中日なんてのはひたすらダラダラするためにあるようなもの。
いかにも冬の低山的な枯れた風景を見ながら腹をさすりさすりビール。
そんな幸せサイトにコウノドリが。
あ、受付のノリのいいお姉さんか。
手には見慣れたダンボール。
そう。山さんの奥さんが発注したダウンジャケット。
ほんまに届いた!しかもその時山さん家は散歩やらテントに用事で引っ込んでてで不在、受け取りはまさかのイスコ家の次女ちゃん笑
オフビートな笑いを提供し続けてくれる山さん家、さすがっす。
そんな幸福ゲージ満タンな僕はコロナ禍で数々の温泉に日帰り入浴できないと言われてもノーダメージ。
みんながシャワーに行ってる間も焚火臭が体臭を上回ってくれると信じてサンデーイブニングフィーバー。
ゆっくりと日は落ち、晩御飯は鍋。
冬にテントにコタツにホカペでおもろいみんなで鍋。
ほんまにイスコ家と出会えて良かったと思ったとか思わなかったとか。
一息ついたらこれまた先週アサマ狼煙でいっちさんからいただいた手焼き煎餅を職人志望の長男ぎんと山さん家長男くんが焼くなど。、
さてさて子供も寝静まってからはBARイスコ夜の部が開店。
出てきたのはボンベイサファイアとジンジャーエール。
飲みかけのビールをチェイサーにジンをいただくなど!(写真はイスコさんから拝借)
しかし今回のキャンプ、僕のセクハラが災いしたのかすんなりとはいかず夜中に雨が降り出す。タープ張ったのは無駄ではなかった。
結局一晩中降り、さらに最終日は雨撤収となった。
ま、あんだけ楽しけりゃしょうがないわ!と思いながらみんなでわちゃわちゃ撤収。女子はちっちゃなカマドウマちゃんとキャッキャウフフしながらの楽しい撤収になったとさ。
楽しいキャンプでした。