ラティーンセイルが引退 | 【うまうま365日】

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ブログです。

       


こんばんは!

先週のカイザーラインに続いて、本日も引退の知らせがありました。



5歳牝馬ラティーンセイル(父ヴァーミリアン、カラベルラティーナ、加藤征厩舎)

(近況)
21/9/2 引退
「少しずつメニューを進めることができていたのですが、再度右前脚にハ行を呈してしまいました。獣医師によるチェックを行ったところ、レースを考えられる状態まで回復するには時間がかかるという見解で、引退期限までに復帰を果たすのは難しい状況です。何とか会員の皆様にもう一度、競馬場で走る姿をお見せしたいという気持ちで取り組んできただけに非常に残念でなりません。申し訳ありませんでした」(空港担当者)「前走後は元気もあり、負担のかかりやすかった脚元もそこまで悪くなく、比較的いい状態で休ませてあげられるなと思っていました。無事に夏を過ごすことができれば、得意の舞台である東京開催で何とか引退までにもう一つ結果を残してオープン入りさせてあげたいと思っていたのですが、NF空港のスタッフさんから右前脚の状態がもうひとつ良くないとの報告を受けました。実際に見に行ったところ、いろいろと治療を行ってもらっていましたし、不安のない状態に何とか持っていこうと試行錯誤してもらっていたのですが、残念ながらこのタイミングで再度ハ行してしまったということでしたね…。こうなるとさすがに秋の東京開催での出走を考えることはまず難しいでしょうし、その後も短期間で万全な状態まで回復するかどうかもはっきりとしたことは言えないとのことでした。何とか復帰させたいと思う気持ちはあったのですが、その一方で繁殖にあがれそうという話を聞けたのは良かったです。早めに備えてもらっていい子供を産んでくれたら嬉しいですからね。会員の皆さんにはこのような形で引退となることを申し訳なく思いますが、苦しい時もあるなかで最後まで温かく見守っていただき、走るたびにたくさんのご声援いただきまして誠にありがとうございました」(加藤征師)2歳6月に入厩するほど育成は順調に進み、夏にデビューを果たすことができました。その初戦は予定していたダート戦が除外になってしまったことで芝となり、残念ながらいい結果とはなりませんでしたが、2戦目のダート戦では余裕を持った走りで見事に勝利を挙げてくれました。年が明けた2月の東京開催は昇級初戦でありながら2着に好走したものの、膝の骨折が判明したことで約9ヶ月の休養を余儀なくされました。復帰後はブランクや骨折の影響からか、なかなか結果が伴いませんでしたが、陣営に辛抱強く接していただいたことで徐々に復調の兆しが見られ、復帰4戦目で待望の2勝目を挙げてくれました。2勝クラスへの昇級戦でもタイム差なしの2着に好走し、このクラスを卒業するのも時間の問題と思われたのですが、その次走では疲れもあったか良さを発揮できず、また、休養を挟んだ後のレースでも大敗し、再びスランプに陥ってしまいました。しかし、そこからの陣営の粘り強く、ブレない姿勢は素晴らしく、出走状況も読みにくいなか手元で調整しながら向かった昨年暮れの中京ダート1400m戦で3着に好走すると、年明けの東京開催では見事勝利を挙げるに至りました。3勝クラスでもいきなり2着と好走してくれたことからオープン入りも夢ではないと思え、その後1戦を挟んだ後に秋の復帰に備えて休養していたのですが、負担のかかりやすい右前脚の状態が芳しくなく、治療の甲斐なく不安が出てしまったということで加藤征弘調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

募集価格1,400万円の安馬でありながら3勝もしてくれたラティーンセイル

3年間、骨折も乗り越えてよく頑張ってくれました。

今後は来年までしっかりと疲れを取って、良い仔を産んでもらいたいと思います。

お疲れさまでした。