○○年前の今日
結婚式を挙げました。
場所は札幌パークホテル
札幌の結婚式は会費制で
当時の支店職員はほぼ全員参加
東京から親族や友人も多数来てくれました。
披露宴は平日の夜行われたのですが、たまたまその日が異動内示の日になってしまいました。
私は札幌から東京へ転勤の内示
午前中、その内示を受け結婚式の準備をしている妻へ異動の連絡をすると、本当は一番うれしい日なはずなのに生まれて初めて北海道と親元から離れる悲しみの涙を流しました。
複雑な気持ちでの式、披露宴
仲人のあいさつを横目で見ると、黒い墨の筆字のあいさつ文に赤字で
「なお、新郎は本日異動内示があり、東京へご栄転になりました」
という文章が付け加えられていました。
それを聞いた新婦がまた悲しまないかと心労がたまる新郎でした。
そんな想い出の結婚式でしたが、毎年この時期になると
「自分は来月はどの空の下で暮らしているんだろう」
と期待と不安が交差する
おれたち転勤族です。
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