今年早々にデアスティゴーニの鉄道模型は第34号が発売されました。今回は最後の国鉄型特急電車である185系電車で、伊豆を巡る「踊り子」号でも有名ですね。残念ながら定期運用は終了しましたが、まだイベントでの運用はあるようです。

 

 そんな185系電車、さすがに国鉄時代も末期ゆえでしょうか?特急エンブレム、JNRは最後の国鉄時代の”証”として装着されていますが、従来の特急電車としての使命はやや薄れ、俗にいう特急から普電並のマルチ運用が可能な車両でもありました。

 

 外観からも如何にも特急車両の象徴である高運転台やお馴染みの特急カラーから意表をついたホワイトボディに緑の斜めストライプはかつて無いチャレンジの車両でもありましたね。JR化後は全車両がJR東日本に引き継がれましたので、特に関東以外の方は???かもしれません。

 

 さて模型ですが、冒頭でも申しましたが、最後の特急電車はしっかり「踊り子」号仕様になっています。気になるアイテムである特急エンブレムと「JNR」ロゴも再現されていますが、屋上のクーラーは実車とおり117系のような集中型クーラーはやはり通勤車両のようにも。

 

 非貫通のシンプルなお顔はライト横の「踊り子」表示に4連ワイパーが唯一の個性で、その他ゴチャゴチャ感が無いスッキリとした感じも他の車両と異なる点でしょうか。折角なので手持ちの特急車両たちにも出演してもらい、並べてみました。そんな様子から。