関西地区は昔より官民は国鉄と私鉄との競争が激しく、あらゆる場所でサービスや料金の競争が有りましたね。その競争の狭間で取り残されていたものの一つがJR奈良線は藤森~桃山間の単線区間かもしれません。

 

 今だ単線区間も実は探せば全国的には結構あるのですが、こちらは私鉄との競争もあって意外という暗示でもあります。ただ最近のJR西日本は利便性の向上に努め、新線開通や複線化もかなりの頻度で行っています。そんな複線化される以前のJR奈良線をお馴染みの「ふたまたせん」さんからです。

 

    ふたまたせんさんから

 最近はダイヤ改正時には様々な新機構的な要素を取り入れますが、 個人的には奈良線の京都~城陽間の複線化完成という事に関心がありました。

 こちらは以前から部分的に複線化工事は行われていましたが、藤森(ふじのもり)~桃山~六地蔵の区間が最後まで単線のまま残っていました。この藤森~桃山の区間で、コロナ禍の前の2019年9月の時点での複線化工事着手前の写真がありますので、アップします。

 この奈良線では昨年の3月で103系の運行も終了しています。撮影場所は、京都市伏見区の藤森~桃山間の桃山駅に近い所で線路すぐ西側には国道24号線が並走していて、その国道沿いには御香宮神社(ごこうぐうじんじゃ)もあります。103系の後を受けた205系が主力で、「みやこ路快速」は221系が充当されています。

 

  ※撮影は全て「ふたまたせん」さんです。