美人薄命のとおりでしょうか!?小田急の白亜のフラッグシップたる”50000形VSE”が年内引退とのアナウンスがありましたね。

 

 個人的には長い小田急ロマンスカーの車歴群の中では最も洗練され、かつ、シンプルなデザインを極めた車両として存在感はバツグンです。

 

 そんな究極の車輛が都会から観光地は箱根まで走っていた・・・というのも間も無く”過去帳”になるのは寂しいですね。お馴染みの「ふたまたせん」さんレポートからです。

 

  ふたまたせんさんから

 今回は小田急電鉄の話題です。先日、小田急のロマンスカー「50000形VSE」が引退するというアナウンスがありました。箱根観光用フラッグシップモデルだった「50000形VSE」が、この秋9月24日に全2編成のうち1編成がラストラン、残る2編成目も年内にその運行を終える!という事で、9月に各種イベントがあるという事です。

 50000形はかなり個性のある車両で、連接車構造、1両が14メートル、車体傾斜制御、全電動車という異色のものでした。小田原から箱根湯本まで乗り入れ山岳路線にも対応は、箱根観光の需要を担ってきました。

 しかしながらコロナ禍の後、小田急としての今後の車両運行の新しい在り方を探る中で、箱根観光のロマンスカーの本数を減らし、日常使いの都市間輸送系統を増やす方向へ会社としてカジを切った中では、50000形VSEのような個性が強い車両はかえって自由度のある運用には限界が出てきたとの事で、登場後僅か17年という短命に終わってしまった理由なのかもしれません。

 そんな事で、今回の画像は約10年前は2013年6月、「風祭駅」を通過し箱根湯本へ向かうVSEです。カーブのきつい線路をクネクネと曲がって走っていく様は、連接車ならではのものでした。

 

 ※撮影は全て「ふたまたせん」さんです。