お馴染みのデアゴスティーニの1/87サイズの金属仕様鉄道模型、今回は新幹線は第2弾になる500系新幹線の登場になりました。そして同シリーズは早くも第10作目。凄い勢いですね。(笑)
早速、開封!やはりと申しましょうか、新幹線は標準軌の仕様ですので、狭軌の在来線より線路幅は広く、車体長も長い!HO模型は大方1/80仕様ですので、そちらの線路幅と同じでしょうか?ずっしりと重い金属製の重量も存在感バツグン。見ずらい台車もしっかりと造られているようです。
で、自慢の時速300キロ走行のため考案された先頭車のノーズも勿論、長い事!そのほかは飛行機と同じく空気抵抗を少なくするためでしょうか、円形の車体断面も見事に再現。実車は触れられないので解りませんが、屋根と側面を触ってみても境目が解らない・・こちらも空気抵抗を極限まで減らすためと思われる抵抗感無しのツルツル仕様のようです。
今回の500系は往年のW1編成がモチーフ。屋根まで「1」が表記され、先頭のノーズ部分にはセンサー窓もしっかり表現。これは実車では確かW2編成まであったような。そして戦闘機のようなコクピットには運転席のピンク色の椅子とやはり「W1」の表記が。
特徴的な実車をよく作りこんでいる感じはグッド。外国人も”シンカンセン”というと500系を思うのもある意味、納得のカッコよさですね。それにしても当時、時速300キロの営業スピード達成のためとはいえ、よくこんな挑戦的な造形に挑みましたね。産業遺産的なモノでもあります。
狭軌仕様の代表として485系ボンネットタイプも友情出演。ボンネット仕様と500系のノーズでは設計思想は勿論異なりますが、ある意味ノーズ同士を並べてみても違いは歴然か!?時代の足跡のような両車がこうして並べられるのも模型ならではのようですね。
なお次回はガラリと趣を変えキハ58系急行型気動車がアナウンスされています。こちらは日本全国を席巻したメモリアルな車輛ですね。では、そんな500系新幹線からです。