静岡県は浜松市を南北に走る遠州鉄道。現存するのは新浜松ー西鹿島間の18キロ弱ですが、地域にとってはなんと開業110周年もの公共交通機関だとか。その鹿島線は1909年(明治42年12月)に軽便鉄道で開業しました。また比較的静岡県下は浜松市に限らずあちこちで軽便鉄道が存在していましたが、淘汰、消滅、改軌、電化等で今に至ります。

 

 最近の地方鉄道は大手鉄道会社から譲渡された車両を使用するケースが多い中、遠鉄は自社発注を維持している・・・なかなか気骨ある会社でもあります。現在は車体色から”赤電”とも言われていますが、ご時世でしょうか!?全面ラッピング車も登場し、たまたま西鹿島駅では黄色と緑色の計3色の信号機カラーが見られました。(笑)よく見れば車体色は違えど、白いラインの引き方にはこだわりがあるような・・・。ワン・ポイントで遠鉄の頑固さが出ていますね。

 

 全線単線区間ですが一部都市計画に基づき高架区間もある路線は、通常2両編成での運行をラッシュ時には4両編成での運転もおこないます。撮影をした西鹿島駅では天竜浜名湖鉄道との接続駅でもあり、やはりその歴史相応の存在感もあるような。余談ながら天浜線も旧国鉄時代は二俣線と呼ばれ開業90周年のキャリアですね。そんなこんなの遠鉄からです。