前回は雨の日に撮影した車両たちをアップしましたが、今回は雨より風情が出る!?遠い記憶にある雪の音威子府(おといねっぷ)にて遭遇した車両たちからです。撮影は前回と同じくお馴染みのレイルサロンC60さんよりです。

 

 レイルサロンC60より

 鉄っちゃんにとって雨の日は予定が狂い嫌なものですが、雪の日も同じなのかもしれません。ましてや暖かな土地で育った小生にとっては特に北海道での雪の日の撮影は困難を極めました。

 前泊の旭川で、明日の天気予報は一日を通して雪。「塩狩」当たりでの撮影は残念ながら諦めて「乗り鉄」もしくは「駅撮り」と心に決めます。旭川を出発し、普通列車で「和寒」で下車、D51牽引の普通列車を撮影後、急行「礼文」にて一気に稚内へ。

 稚内到着後、今度は天北(てんぽく)線経由の急行「天北」に乗車し、音威子府駅にて下車。こちらでは上下線での「天北」を撮影。さすがにこの時の音威子府駅は賑やかです。「天北」は天北線唯一の優等列車ですが、札幌以遠は「快速」となり「小樽」まで足を延ばします。

      (※天北線は民営化後の1989年5月1日に廃止)

 少々時間があったので機関支区を覗いてみると先ほどのC57 87号機が冬の闘神はラッセル車を押し込みの作業中。旭川から稚内行きの321レはD51牽引で音威子府到着となり少々がっかり。当時はカマの軸重の関係でD51は音威子府までの運用。当然カマ交換になります。

 音威子府からはC57牽引の321レでもう一度稚内に戻り、夜行急行「礼尻」にて札幌に戻りました。遠い記憶の撮影は46年前の1974年(昭和49年3月)のとある日でした。以上。

 

 それでは、雪の音威子府での撮影からです。

 

               音威子府駅での急行「天北」交換シーンから。

                         冬の闘神のラッセル車推進。

            役目を終えたラッセル車の押込みをするC57 87号機。

               雪の駅舎にて。ジンジンと冷え込む感じでしょうか。

                     雪壁の奥に立ち上るカマの煙。

                  モノクロの雪路をD51が到着。

                この日大活躍のC57 87号機は稚内行き。

        スハフ車内より。   ※撮影は全てレイルサロンC60さんです。