今年の静岡ホビーショーにはホビーとは無縁な本物の10式戦車も登場でした。その2はそんな様子からです。”鉄”とはちとかけ離れますが、同じ鉄同志!?
2009年から配備が始まった陸上自衛隊の新型MBTこと主力戦車は10式(ひとまるしき)戦車と呼ばれています。先代の90式と比べれば一回り小型の戦車ですが戦闘力は確実にアップ。そして小型化にしたワケは全国各地に配備できる点だとか。
昨今はいろいろ防衛関係やきな臭い報道も多い中、実際に使われる事が無いのが理想ですが、綺麗ごとだけでは世界を歩けない事情も当然。いざ有事の際、日本の守護神たる10式戦車を間近で見られる機会は今回のホビーショーでは棚ボタでもあったような。
日本製戦車のお家芸ともなった感のある車高調整機能のデモンストレーションも公開するなど、富士総合火力演習並みの力の入れよう!?ちなみに姿勢制御はエンジンをかけないとできませんのが、これがまた簡単に点火・起動するのも、もはや日本の技術では至極当たり前でしょうか。反対に砲塔の旋回はきわめて静かで、気が付けば砲身が向いていた事にもなりそうです。
余談ですが、とある国の国産化を目指す戦車はエンジンの開発がとん挫した例もあるようです。さらに戦車の下には建設現場にもある鋼板が敷かれていましたが、旋回すると44トンの車重でタイルがボロボロになるらしいためとか。
そして厳重に管理された守護神は2日間、ツインメッセ静岡にいたワケですが、お泊りの際には有刺鉄線にて侵入者を拒み、徹夜の監視体制も当然だったようです。そんな魅力いっぱいの最新10式戦車。いつもの”鉄”とは違った魅力からご紹介です。

迫力満点の10式戦車。街中にあると・・・さらに迫力増すような。

コンパクトな砲塔部分。

測量器や複雑な形の装甲。

リヤまわりはオーソドックス!?中央付近にバックモニターのCCDカメラ!?

キャタピラの周りには2重のカバー。丸い穴は戦車にのぼるステップ。

キャタピラ部分のアップ。

戦車にもコーポレートプレート(銘柄盤)がありますね。

砲塔リヤのカーゴは巨大。

戦車にもストップライトとウインカー、バックライトが装備です。

標準時の姿勢でも転輪はゴムスカートにほぼ隠れる状態。

小物入れも多い!?砲塔部分。複合装甲だから小物入れでは無いのかも。

戦車長のペリスコープは第2次世界大戦のドイツ軍戦車のような。

スムーズに音なしで旋回する砲塔は優れたベアリング技術から。

操縦士用の窓にはワイパー装備!?出入りのハッチはスライドします。

展示の10式戦車はドーザー付きではないのでヘッドライトは隅っこ!?

かわいらしいヘッドライトのアップ。金網付きですが防御力は如何ほど!?

車体前にもウインカーがあります。

10式の戦車砲は軽量化された国産の44口径120ミリ滑空砲に。

戦車長ハッチにある上空を睨むブローニングは戦争映画でもお馴染みのモノ。

デモンストレーションでの姿勢制御は前後低姿勢から。極めてスムーズに転身。


前後の持ち上げはこのとおり。その後左右の持ち上げも実演でした。

