個性的な電車のお顔は多々あるのでしょうが、こちらのお顔はその個性さでは記憶に残るものかもしれません。東武鉄道がかつて30年近く特急列車で運用した1720・1700系の特急列車は「デラックスロマンスカー」との愛称で略して「DRC」や「デラ」とも呼ばれていましたね。
 
 小田急のロマンスカー、名鉄のパノラマカーが好敵手ならば、このDRCは国鉄151系を意識してのデビューだったのかもしれません。ボンネットタイプながら外観はどちらかというと日本車離れした・・アメリカン仕様のような、されど6両編成は全電動車に名前に恥じぬ豪華な車内も長きに渡り東武鉄道のフラッグシップだった所以でしょうか。
 
 先日、東向島駅で撮影したKez047さんがやはり東武博物館も撮影していましたので、初っ端はこのDRCからになります。かつての面影は綺麗にされての展示ですが、何故か屋外の歩道脇にしかも、カットモデルとなっての展示も??ですが、インパクトあるお顔は健在です。先に申しましたように、このDRCは1960年に誕生。浅草ー東武日光を結んだ特急「けごん」は多くの雑誌に載りましたね。豪華な列車で旅をのコンセプトは当時、池田内閣の所得倍増j計画にも呼応したかのような!?なにやら現在のアベノミクスたる・・・繰り返される歴史のようでもあります。(笑)
 
 外観で最大のインパクトはボンネットタイプの先頭車ですが、壁のごとくの縦型のライト周りとボンネット上の飾りはどうみてもアメリカンな仕様のような。当時の時代背景ではアメリカを模倣し、さらに極めて日本的にまとめた151系に対峙する産物だったのは勘繰り過ぎでしょうか!?色合いの地味目もブルドック風の愛嬌あるようにも見えますね。7編成造られたDRCは編成内にビュッフェやジュークボックス装備たるサロンカーもあり、シートピッチはグリーン車並のユーザーは国際的観光地・日光への外人さんにも目が向いてたのかもしれません。
 
 平成3年に現在の100系スペーシアに王座を渡し引退ですが、廃車発生部品の台車、シートを用いた200系に生きています。余談ですがその200系、九州の西鉄8000形とスタイル・カラー等々見間違えるような!?ともあれ、東武博物館のDRCから御開帳です。
 
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トップ画像がいきなりこの角度ですと・・SFレトロ的にも見えますね。(笑)
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さらにサイドの近撮では壁のごとくのライトケース。
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後方の市電とのスペースのせいで約半分のカットモデル仕様でしょうか。○ショーティのようにも!?
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折戸と窓周りのメッキ風!?仕様も当時のスタイルを今に伝える!?
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角度によっても色々に見えますが、こちらは路地裏のブル!?
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運転席は国鉄と同じ淡緑色。ボンネットで当然、高運転台仕様です。
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ヘッドマークは差し込み式のシンプルなものでした。
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廃車発生部品を使用した200系も友情出演です。