日本で唯一現存する登山鉄道であるアプト式鉄道は大井川鉄道・井川線の長島ダム駅⇔アプトいちしろ駅を結び、「南アルプスアプトライン」の名称でも親しまれていますね。このアプト式鉄道とは、急こう配区間を行き来するため線路の他に特別な歯車を用いるもので、こちらの区間では1000メートル間で90メートルの勾配を行き来するそうです。
 
 この区間では通常の井川線を行き来する小型のディーゼル機関車に2両のアプト式電気機関車を連結します。遠目で見ますとディーゼル機関車は客車と同じ高さですがアプト式電気機関車は一回り大きいので、登山鉄道らしい赤い車両であっても、強力の大人と子供くらいの差がある光景も微笑ましいようです。
 
 もっとも急勾配ゆえ、速さとは無縁のゆっくりとした移動で風光明媚な景色を楽しめる登山鉄道でしょうか?そんな初夏の南アルプスアプトラインでは長島ダム付近はツツジと芝桜が彩りを与えていましたので、新緑とのコラボで抑えてみました。
 
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アプトいちしろ駅から急こう配を上がる季節列車。長島ダム駅到着後、2両の大きな機関車は切り離します。
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ツツジが見守る中、長島ダム駅から少し構内外れまで移動する2両の機関車。返しの列車の到着を待ちます。
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返し列車が長島ダム駅に到着し、再びバックし連結作業をする機関車。乗客も興味深々で見守る!?イメージ 4
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出発し、今回は逆に急こう配を下り始めます。斜面にはツツジの他、芝桜も咲いていました。
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画面を引くとこんな感じ。水色の川とツツジ、新緑のハーモニーの中、山の斜面にへばりつく感じですね。
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アップしてみます。鉄道・道路・川の3重構造のような!?
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途中、新緑が輝く中を立派な橋梁を渡りますが、この橋梁もかなりの角度です。もうじきアプトいちしろ駅です。