いきなりウズベキスタン・・・と言ってもどこにある国か?解らない方も多いのかもしれません。秋の夜長にお送りするワールドワイドになった!?当ブログは「世界の車窓」のごとく・・・何故か!?今回は意表を突いたこのウズベキスタンの鉄道事情からです。
 
 まずウズベキスタンという国ですが、中央アジアに位置する旧ソビエト連邦時代は連邦の1共和国。1991年にソビエト崩壊で独立国家になった・・・現・12の州と1自治共和国、そして1市からなる・・国土の80%が砂漠というイスラム教の国のようです。そこにはどこかしら見た覚えがありそうな!?機関車牽引の客車と・・これまた相反する近代的な高速列車のコラボもある・・・摩訶不思議な組み合わせがあるようです。裏返せば・・高速列車もワールドワイドのシロモノになったのかもしれませんね。意外ですが・・・日本からは遠く離れたお国ですが国民は親日家が多いというのもご縁があるのかもしれません。そんなウズベキスタンの鉄道の撮影者はKez047さんの友人である初登場のktrさん。以下、ktrさんの解説でウズベキスタンの鉄道をご紹介です。
 
 ウズベキスタンで撮影した鉄道車両は、タシュケント駅で乗車前の写真と車内からです。走行中の車窓の一枚はまさにこの国の砂漠の様子です。ちなみに、乗車列車は電気機関車に牽引されていく「特急シャルク号」。運行区間はタシュケント~サマルカンド~ブハラ間で、今回はタシュケント~サマルカンドでの乗車でした。で、到着での様子はサマルカンド駅になります。また、出発前のタシュエケント駅にて撮影した積まれた食べ物越しで見える車両は「特急レギスタン号」の客車で、タシュケント駅からサマルカンド駅間を走っているものですが、機関車は双方の特急で使い回しのようです。
 
 同じタシュケント駅で見かけたスタイルの良い別の車両は「アフラシャブ号」。タシュケント駅とサマルカンド(駅約344Km)を約2時間半で結ぶ唯一の高速鉄道です。日本の新幹線と違い、編成前後は強力な機関車が牽引する高速列車。その車両はご存知スペイン製の“タルゴ250”。最高速度型式のとおり・・時速250Kmを誇りますが、肝心な高速走行が出来る区間がほとんど無いのもギャップでしょうか。
 
 ktrさんありがとうございました。高速鉄道を導入のウズベキスタン、意外と国民は“鉄”が多かったりして!?それ以上に“チカラ”ある国でもありますね。それでは・・異国情緒なシーンからです。
 
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 特急シャルク号に乗車してタシュケント駅からサマルカンド駅到着までのシーンです。やはり異国情緒ですね。
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 時系列を溯り、出発駅で見かけた高速列車の特急「アフラシャブ号」。同じ鉄路を走るには不釣り合い!?