静岡県民ですと“セノバ”と言えば今年10月にオープンした静岡市中心部にある待望の商業施設で知名度もかなり高いのでしょう。
静岡から清水を結ぶ静岡鉄道は新静岡駅舎周りの再開発でできたのがそのセノバです。静岡初の出店をした有名小売業者も多々入る多業種の雑居ビルと言ってまえば味気無いですが・・・今年の年末年始商戦は当然・お初になりますので運営母体である静岡鉄道も「お買いもの促進列車」とも言える“臨時急行セノバ号”を期間限定で運行する熱の入れようです。
この臨時急行セノバ号・・通常の急行列車とは異なり、先に申したとおりの期間限定であるのですが、その運行日・時間にも少々特徴があります。土日・祝日限定で、朝方は新清水方向からのワンウエイの運行で1時間に1本ほどの運転。まあ、全線でも11キロ強の静鉄ですから・・・あっという間に到着になってしまいますが・・・。そして午後をまわると逆にお買いものを堪能されたお客様のお帰り便として、新静岡より新清水方向への便が同じく1時間に1本割合で運行され、往復で噛み合う時間帯は僅か1時間程度でしょうか?それでも前面方向幕にも赤い急行の横に良く見ると「臨時」と明記され、急行の丸い札の掲出も都会では往年の大手私鉄列車を彷彿させてくれますね。
ここまで徹底しての運行ダイヤの設定も地鉄では珍しい部類かもしれません。もうすでにお気付きの方もおられると思いますが、ワンウエイの急行設定ですと返しは当たり前の普通列車でしょ?と相場はなりますが、これがどうも時間帯によってはワザワザ送り込みで車両を確保しています。静鉄は地鉄ながら日中は6,7分ヘッドの運行間隔。その上全線複線ですから、市電並のちょい乗り感覚なのかもしれませんが、その裏返しでは送り込みもあり得る!のでしょうね。専用車両の想定はされていなく通常の1000系も導入されるようですが、撮り鉄からすると・・・黄緑色のセノバラッピング仕様が来たらビンゴ!ですね。ただし運転時間は冬場の厳しい条件の上、日の向きが真逆なので後撃ちが多いかもしれませんよ。そんな臨時急行セノバ号からです。


