名鉄がかつて所有し特急「北アルプス」でJR高山本線に乗り入れをしていたキハ8500系。
名鉄はごく最近までですが、名鉄に限らず大手私鉄は半世紀くらい前には当時の国鉄線に乗り入れ、観光客誘致に積極的だった時代があります。その際に電車でなく気道車を製造し、当時の国鉄非電化線に乗り入れをしていました。
話を元に戻しますと、キハ8500系は名鉄での活躍後、3セクである会津鉄道が購入し、同車の快速「AIZUマウントエクスプレス」として活躍しました。会津鉄道は野岩鉄道や東武鉄道に乗り入れをし首都圏と結んでいます。そして一部区間は電化もされていますね。花形気道車の「AIZUマウントエクスプレス」は首都圏からの観光客誘致の対象だったのかもしれません。
そのキハ8500系の活躍もちょうど昨年5月30日が最終運転日で後継のATー750形に譲ってから早1年が過ぎようとしています。この週末は台風2号の影響で撮影はお手上げ状態。古い写真を眺めていましたらタイムリーにキハ8500系が出てきて因縁を感じました。
会津鉄道にて使用されたのは全て先頭車。写真に写っている3両編成のキハ8500系も編成をねじった際に先頭車が中間封じ込めのように連結されているのが解ります。窓枠や車体番号標記は名鉄の血統を良く現しているような・・・。名鉄から会津に渡ったのが約11年前。その時の車歴が10年でしたから今は21才ですね。まだまだ頑張りは期待できるとも思うのですが。
車体色は名鉄イメージですと赤ですが、JR線乗り入れを意識してか?JR東海のコーポレートカラーに近い感じでしょうか?この車体色は会津鉄道でも継承され、変わる事なく全うしました。飛騨といい会津といい、山間部で充分なその実力を発揮してきたキハ8500系。またの活躍を期待したいですね。




会津鉄道が野岩鉄道・東武鉄道乗り入れに使用する6050系200番台と同形式車両。
1編成2両のみ所有であとは全て気道車という変則的な構成でもあります。