前回記事
「私の出産体験。(出産当日の朝)」 のつづき。
初めての方
ここからスタートです。→「私の出産体験。(前期破水)
」
促進剤を点滴しはじめた直後、陣痛に大きな変化が。
波がくるたび、いきみたくなっちゃう!
これ、やばくない?
子宮口が完全に開くまでは
「はいはい、いきまないで。呼吸で逃がして~。」
とか言われるらしいじゃないですか。
これが結構キツイと聞く。
確かに、今 「いきむな。」 と言われても 「ムリ!」 と思う。
ナースコールで助産師さんが部屋に到着。
内診して一言。
「あら、子宮口全開。もう産まれるわよ~。」
えっ。
うそ━━━(゚∀゚)━━━ん!!!
そのまま病室から車椅子で分娩室へ移動。
その時、脇目に旦那さんの姿を確認。
あ、間に合ってよかった。。。と思うも、声をかける余裕なし。
私たちは、旦那さんの立ち会い出産を希望していませんでした。
旦那さんには旦那さんなりの 「お産を待つ父親像。」みたいな画があったらしく
私もその姿がとてもしっくりきたので、旦那さんは分娩室の外の椅子で待っててもらうことに。
さあ、いよいよお産。
もう、思いっきりいきんでいいよ、と言われたので
なんだかとても気楽でした。
車椅子に乗った時、なんとなく無意識につかんで持ち込んだ自分のフェイスタオル。
それを顔に乗せてみたらとても安心したのを覚えています。
普段使っている柔軟剤のダウニーの香りが意外にも私を落ち着かせ、
さらに目を覆ってるから、周りのことも気にならない。
研修生の子たちがいたから、少し人数は多かったのかな?
他を知らないから、よくわからないけれど。
そして、研修生のMさんのこと。
実際に立ち会ってもらうことができて、Mさんの経験の一助にしてもらえたことは
私も本当によかったと思うのだけれど、
何より、私が彼女に癒された。
ずっと右側に付き添い、肩をさすってくれたり、
時には手を握ってくれたり、陣痛の波間には水をすっと差し出してくれたり。。
とても献身的に尽くしてくれて、
それが私にとって近すぎず遠すぎずのいい距離感で
本当に心地がよかったの。
そしてこのMさんとは出産から退院に至るまで、心を通わせる関係になっていくのだけど、
長くなってしまうから これもまた別記事にて。。。
陣痛の波にあわせていきみます。
ひたすら踏ん張るのみです。
呼吸はたしか
吐いて
思いきり吸って
息を止めて
いきむ。
苦しくなったら息を吐いて
もう一度。
だいたい10回から15回程度いきんだと思います。
どのタイミングだったかは覚えていませんが
会陰切開もはいります。
麻酔してるので痛みも感覚も一切なく、
何をしているのかも
目を覆っていたのでよくわかりませんでした。
ただ、会陰切開といえば縦に垂直にスパッといくもの、と思い込んでいた私。
左真横に切られていたと知ったのは産後数日経ってからのことで
これはなかなか衝撃でした。
だよね。
ていうか垂直にいったらお尻の方と繋がっちゃうもんね。ww
「頭が見えてきたよ。」
と、助産師さんの声が聞こえたあと
「ほら、最後はちゃんと見てあげなさい!」
と、別の助産師に顔の上のタオルをはずされて、少し体勢を起こされる。
直後
つるんっ、と
ベビー誕生!!(・∀・)
ご対面~。
わーい
見ちゃった。
モロにその瞬間。
・・・・・・・・・・
...って、はしょりすぎデスカ?ww
いえいえ。
本当にこんな感じで産まれてきたのです。
あっけないほどの安産。
分娩台にあがったのが だいたい8:30頃
ベビー誕生は9:21ですから
約一時間程度のお産でした。
その間、わたしは、Mさんや助産師さんと会話する以外は
ほとんど声を発しませんでした。
想像していたほど、痛いことも、苦しいこともなかったからです。
ドア一枚へだてて待っていた旦那さんも
全く私の声が聞こえなかったので
それはそれで奇妙に感じたようです。笑
こんな私のお産はその後、助産師さんの間でも
近年類を見ない 『静かなお産』 と呼ばれることになるのでした。
つづく。
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