9節:大宮0-2甲府 | 物好記

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物好記と書いて「ものずき」と読みます。
主にスポーツ観戦の現場レポート、そのほかスポーツの話題を中心に思ったこと感じたことを、ただし時間と労力に余裕があるときに✏。

 大宮に到着してまずは遅めの昼食でトンカツを食らい←松之家の存在を今回初めて知りました←さらにドトールで野球トークを重ねてスタジアムの開門渋滞を避ける。
 高くて怖いけど角度があって実に見やすいNACK5スタジアム。ここに観に来て勝ったことは一度しか無いけどな。



GK     ㉒岡
DF ㉖青山④山本⑥佐々木
MF  ⑧新井⑤パラナ
  ②福田     ㉗阿部
FW ⑮河本  ⑩クリスティアーノ
      ⑲盛田


 プレイボール。
 序盤は大宮が右サイドから中盤2人とサイドバックで3on2を作って佐々木を引っ張り出す動きを見せてくるものの山本オミとパラナが大宮のインサイドにスペースを与えずピンチを未然に防ぐ。20分ほどで大宮が焦れ始めたのか中央を突こうという動きが出てきて左右が分断。サイドバックと絡んで攻めてくるはずの右ハーフ④橋本が前線で待ちっぱなしになったりして大宮の攻めるボールはパラナが次々に回収、甲府の攻撃時間が増えていくことに。
 その甲府はクリスティアーノと河本のナナメの動きと何より盛田のポストプレイから盛田の周りで6人が攻撃に絡んだりしてニオイを漂わせ始めた右からのコーナーキック、『名古屋戦と同様に長身選手をニアに釣り出してファーで翔ちゃん』なんて会話をしてたらその佐々木がニアに回って右足ボレービックリマーク大宮の誰かがゴール内で防いだように見えたらその時点でラインを越えていたようで甲府先制点ビックリマーク
 なるほど味方のデカい選手を壁に使ったわけやね。

 先制して余裕のできた甲府は大宮のスカスカの中盤からパラナが回収したボールを盛田に預けると盛田の捌きがだんだんだんだん軽快になってくる。司令塔盛田かビックリマーク

 後半。
 大宮は⑤カルリーニョスを入れてバランスの構築を図ったもののクリスとのもつれ合いで足を負傷したカルリーニョスは10分ほどで早退、タテもヨコも距離感を失った大宮に対して甲府は盛田剛平ショー、盛田剛平アワー、盛田剛平でワァオ!!ロングボールはサポートに収まり足元に送ればキープどころか足技で貯めて引きつけてパス、しまいにゃ自ら抜いてシュートまで持ち込んじゃったりしてゴール裏も異質な盛り上がりに。
 そして大宮のファウルで甲府が自陣から挙げたフリーキックが大宮ゴールエリアに繋がり阿部から前へパラナ、パラナ浮かして逆サイドのクリス、クリスが落として盛田スライディング追加点ビックリマーク
 もうお祭り。



 となるとあとは如何に楽して終わらすか。河本に⑪ジウシーニョ、クリスに⑦石原カッちゃんを送り込んだあとの3人目の交代枠で37歳盛田を充電させるかと思いきやパラナに代えて㉓稲垣。
 パラナも確かに連戦中の充電が必要なお年頃。ただこの試合に限っては元大宮の盛田を最後まで大宮公園サッカー場の、それも勝ち試合のピッチに立たせておきたい狙いもあったのかも知れんね。

アルディージャ 0 0 = 0
ヴァンフォーレ 1 1 = 2
 11年ぶりに大宮公園で勝つ試合を観たわ。戦としてはパラナの役割が大きかったところですがここはドラマを見せた盛田にカ~ル賞を贈りましょう。
 大宮については述べない。



 映画テルマエロマエの公開初日に阿部寛に似た顔の人が大活躍した一戦でした。