先日、日本画家の佐々木経二さんにお会いする機会を得た。
お話によると
色紙絵は、日本画の下書きのようなもので、花鳥風月を微に入り細にいりデッサンされるそうです。
そうすると、指を経て脳にその情報が記憶され、その対象となる絵柄が「絵を描く」時に、指を通して
ほとばしり出るとのことです。
記念にと、描いていただいたのは、萩の椿のデッサンで寒い中何時間も夢中で書かれたという話題から
「椿の花」の絵でした。色紙に見事な椿の花が咲いたのは描き始めて10分もかからないうち、しかもおしゃべり
しながら手がするすると動いて書き上げられました。
その見事なこと、そして筆遣いの素晴らしいこと、ちゃんと流儀にそったもので(残念、度忘れしました。思い出したら又書きます。)ため息のでる程でした。
色紙絵が下絵となって書き上げたのちに、正式の日本画を書かれるそうです。当然、絵の具など種類が違うのですが、見事なものでした。見せていただいたのは「一の坂川の桜」「長門峡」など山口県になじみの深い題材
の屏風絵でした。もちろん、このような大作は私には手の届かない価格のようでした。