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悩めるブログ ~工場で働く理学博士のブログ~

いろいろ考えて生きているんですよ…

2011年春から工場に転勤。
→ブログタイトル変更

サノフィ・アベンティスが臨床開発の採用を最終面接前で打ち切ったのに続き、
アストラゼネカも採用を取り止めました。

一般的には不況だからと思われていますが実際どうなのでしょうか?
例えば協和醗酵キリンは合併したばかりで、
臨床開発は新卒ではほとんど採らないようです。
サノフィも合併してから採用は極々僅かです。

一方アストラゼネカはそこまで大きな合併はしていません。
ではなぜ?

やはり国際共同治験の推進が大きい気がするのです。
アジアの周辺国で治験がスムーズに行われるかは良くわかりませんが、
少なくとも日本だけではなくアジアで行った治験結果を反映しやすくなった今、
日本に特化して多く採用する必要性がなくなったのではないでしょうか。

というのも昨年就活で臨床開発の最終面接まで行った外資系製薬会社は、
大規模なアジアでの治験を行うため、
入社後は英語が絶対に必要だと言っていました。

となればこの会社のように日本のスタッフをアジアに散らせるのではなく、
本国や現地のスタッフを動員すれば良いわけです。
だから日本の採用を打ち切ったのではないかと思われるのです。

まぁ憶測ですが。
サノフィが打ち切った段階でそんな気がしました。
日本綜合地所が潰れるみたいですね。
内定切りで話題になりましたが、内定切りされた学生さん、
切られて良かったと思いませんか?

遅かれ早かれ潰れる会社にしがみついても仕方がないですよ。
倒産する前に来るなと言ってくれただけ良いじゃありませんか。

こんな世の中、何が良くて悪いのかは紙一重ですね。
Pfizer to buy Wyeth in $68-billion deal
http://www.nature.com/news/2009/090128/full/457520a.html

バイオ関係でない方でも聞いたかもしれません。
約6兆円でファイザーがワイスを買収するというニュースです。
そこでこのニュースに対するNatureの記事です。
会員でないと見れませんが、一部を引用。

Pfzer will pay about US$68 billion for Wyeth, based in Medison, New Jersey, an unusually large deal given the current financial crisis. The acquisition, expected to close late this year, will draw on Pfizer's cash and stock resources, along with a loan of $22.5 billion, backed by a syndicate of five banks, some of which recently received bailout funds from the US goverment.

金融危機についても、金融機関に行われたアメリカ政府の支援についてもさらっと書かれています。
科学雑誌ですが、この点をきちんと書くあたりはさすがですね。
日本の新聞では見られませんでした。