OTたけじゅんの地域リハブログ -16ページ目

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08Oct
- キャタピラ電動車いす
  今週の初め、当センターの利用者さんが、「最近どんどんすごい車いすが開発されてるから、いずれ戦車みたいにキャタピラでどこでも行ける車いすがでますよ」と言っていたので、試しに探してみると・・・なんとありました!!!あるものなんですねー、いやはや驚いた・・・Tank chairオフロード車いす　というそうです。砂地・砂利・雪の上はもちろん浅瀬も渡れて階段の上り下りまでできます。製作者いわく、電動車椅子を使う妻が家族とアウトドアを楽しめるように考案したとのことですが、求めに応じてカスタムメイドで製作・販売中とのこと。
- 自立する杖
  自立する杖は以前のブログでも何回か取り上げています。今回紹介するのは、折り畳み傘よろしく、グリップのボタンを押すと傘のように杖の先が開くギミックの付いた杖です。以前当リハビリセンターの外出訓練を利用してた方が、作業療法の実習生に杖の先がジャンプ傘のように開く杖を開発してくれよと言っていたのを思い出しました。まさにその商品です。この商品は　倒れない杖「立地（たっち）くん」という名前だそうです。 HPはこちら。価格は14000円～。介護保険のレンタルの対象にはなっているのでしょうか？ちなみに足の部分は電動で開閉するそうで、単4電池が3本必要とのこと。冒頭の彼に教えてあげなくっちゃ！
07Oct
- 全国車椅子バリアフリーホテル情報
  車椅子でも利用できるホテルの総合検索サイト、全国車椅子バリアフリーホテル情報のHPを紹介します。上の日本地図から行きたい都道府県をクリックすると、バリアフリー対応のホテルのリストが出て、そこから個々のホテルのHPにジャンプできるようになっています。試しに地元神奈川県をクリックしてみると・・・2つのホテルが該当したようです。京都府では29つも該当しました。さすが観光地の大御所の京都です。この検索サイトですべてのホテルを網羅しているわけではないでしょうけれども、旅行の際の参考になるのではないでしょうか。最近は電車や飛行機でもバリアフリー化が進み、テクノロジーが障害者の外出を後押ししてくれているのを感じます。もちろん人の心も、変わってきていると思います。今の利用者から早く旅行の報告が聞けるといいな。
06Oct
- めっちゃ速い車いすの正体
  以前（8月9日の記事）紹介しためっちゃ早い車いすの正体を、今日見学に来ていただいたPTさんに教えていただきました。（コイツです（右下）↓　今年の国際福祉機器展でも見かけました（左の３輪はYDSのホイールチェアビーグル））このマシンはOX社のスポーツ電動ユニットEV０９Aという外付けユニットだそうです。右下に注意書きがあるように、スピードが出すぎるため（？）公道での走行は不可のようです。私有地など走行が認められた場所で安全に運転しましょう。価格：\260,400円（※別途取付工賃5,250円が必要となります。）教えていただきありがとうございます。すっきりしました!!!
- 田浦はよかとこばい☆
  今日は、佐賀県から自立訓練（機能訓練）事業の見学の方が来られました。なんでも新しく自立訓練（機能訓練）事業を立ち上げるそうで、機能訓練ではなく生活訓練中心の自立訓練を行っている当施設の事業を参考にしたいとのことで、わざわざ遠いところからお越しいただきありがとうございます。途中で退出してしまい申し訳ありませんでした。新しい事業を立ち上げてイメージを形にしていく作業は、手探りも多く大変ですが、とてもやりがいのある仕事だと思います。続けていればきっと利用者からその答えをいただけると思います。軌道に乗るまでは経営的にも体力的にもつらいですが、ぜひ妥協せず理想の事業を作り上げてください！微力ながら当館一同応援致します。今日の見学は参考になりましたでしょうか？不十分な点がございましたらいつでもご連絡ください。同じ方向性で自立訓練事業を行う同志ができて、非常に心強いです。今後ともよろしくお願いします。（私的な内容で申し訳ありません。）
05Oct
- 自立訓練のパンフレットが新しくなりました！
  これで3年目で2回目のパンフレット更新になります。このままのペースで行くと毎年更新になりますね。少しずつ良くしていく努力を今後も続けていきます。新しいパンフレットでは、有期限のサービスであることを前より強調しています。ケアマネさん達には、サービスが有期限というのがなじみがないようで、説明しても実感がわかないそうです。たしかに、介護のサービスで有期限のものってないですものね。医療の世界では期限があるのは当たり前ですが。障害者自立支援法と自立訓練を地域の皆さんに知っていただくために、今後もあの手この手で広めていこうと思います。
04Oct
- ＨＯＮＤＡの足だけで運転できるフランツシステム
  これまた国際福祉機器展で体験してきた驚きの福祉車両！なんと手を使わず、足だけで運転ができるのです！！アクセル・ブレーキだけでなく、ハンドル操作やシフト操作、その他ライトやウィンカーなどのすべての操作が足だけで出来る仕様になっています。試乗してハンドルを回してきましたが、慣れるまで恐ろしくて車道を走れる気がしません…が！上肢障害があっても運転する夢がかなうすばらしいアイディアと技術です。フランツシステム
03Oct
- YDS 車椅子に乗ったまま運転できる電気自動車（ホイールチェアビーグル）
  毎年東京ビッグサイトで開催される今年の国際福祉機器展2010の目玉商品を紹介します。この電気自動車は、車椅子のまま乗りこめて、そのまま公道を走れる仕様になっており、バイクのような気軽さと、なんといってもフォルムのカッコよさで、ものすごい注目度でした。ちょっと前の朝日新聞にも記事が紹介されていましたね。私は最終日の午後から会場に行ったのですが、すでにパンフレットは配布しつくしており、ＨＰのアドレスが手書きされた紙きれを代わりにいただきました。カッコイイと機能性を両立した素晴らしいデザインです。ＨＰにはフォトギャラリーや動画がありますので、ぜひご参照ください。後は、お値段ですね・・・
02Oct
- 第64回障害者交流会（横浜市ピアズ金沢）
  今回は10月16日の第3土曜日13：00～15：45、横浜市金沢区の地域ケアプラザで開催されます。
01Oct
- 外出支援ボランティア養成講座を開催いたします
  公的サービスでは担えない外出などを支援するボランティア活動に参加しませんか。　１１月２０日（土）・１１月２７日（土）９時３０分から１２時３０分に全２回で講座を開催いたします。チラシ
30Sep
- たうらの町ふれあい福祉バザーを開催いたします
  １０月２３日（土）１０：００～１４：００まで当館にてバザーを開催いたします。秋の１日を地域の皆様や社会館を利用する方たちと一緒に作るバザーで楽しんでください。皆様のご来館をお待ちしております。チラシ
27Sep
- 脳卒中　まひの手回復に新手法　慶応大チーム開発
  　脳卒中の後遺症で長期間まひした手の機能を改善させる手法を、慶応大の里宇明元（りう・めいげん）教授と牛場潤一講師らのチームが開発した。スポーツのイメージトレーニングのように手を動かすことを想像し、脳に刺激を与える訓練を繰り返すことで、筋肉の働きを誘発させた。チームは、新しいリハビリ法になるとみて、実用化を目指した臨床試験に着手した。【西川拓】　国内の脳卒中患者は約１５０万人と推定され、まひが残る人が多い。現在のリハビリでは、比較的軽度のまひを電気刺激などで回復させる方法がある。しかし、数年間も動かなくなった完全まひの患者では、まひしていない方の手足を鍛えるしかなく、事実上治療を断念している。　チームは、手を動かす際に出る脳波が現れると、手首に装着した電動装具が動くシステムを構築した。　まひした患者の場合、最初は動かすことのできる人と異なる波形になる。そこで、コンピューター画面を通して違いを確認しながら、手を動かすイメージを繰り返し、正しい脳波が現れると、電動装具が手を強制的に動かす。　システムを使い、５年間も左手がまひしていた女性が１日１時間の訓練を週５回続けたところ、２週間後には積み木のような器具をつかんで持ち上げられるようになった。当初、筋肉を動かすための電気信号がほとんど出ていなかったが、システムなしでも検出されるようになり、脳の命令を手に伝える回路が新しく形成されたことをうかがわせた。同様の効果は、他の患者でも確認できた。　脳と機械をつなぎ、情報を出し入れする技術は「ブレーン・マシン・インターフェース（ＢＭＩ）」と呼ばれ、各国で研究が進むが体の機能回復を実証したのは世界で初めてという。里宇教授は「どの症状の患者に効果的なのか、症例を重ねて数年のうちに手のまひの治療法の一つとして確立したい」と話す。（引用：YAHOO!ニュース）
21Sep
- 国際福祉機器展2010
  毎年東京ビッグサイトで開催される国際福祉機器展2010が、9月29日、30日、10月1日の3日間で今年も開催されます。最新の福祉機器の情報を入手するなら必見のイベント。毎年山のようにパンフレットを集めて、ひーこら言いながら帰っています。今年は行けるかな・・・
18Sep
- 調理訓練の様子
  左麻痺の方ですが、いつも上手に調理しています。セッティングに工夫が感じられますね☆水場の近く必要な道具をそろえて、移動頻度を減らす工夫がうかがえます。もちろん釘つきまな板を使用しています。水道の蛇口についているのは100均のシャワージョイントで、首振りができます。調理は、道具を使いこなしたり片手で調理できることも必要ですが、うちの施設の調理訓練では、こうした環境や手順の工夫や、安全管理・段取り力などの向上も目指します。目標は、料理をすることではなく、自宅で一人で料理できるようになること。です。
17Sep
- 足こぎ車いす
  これはどんな症状の方が使う車いすなんでしょうか？椅子付き三輪車・・・高齢者？失調？
16Sep
- らくらく糸通し
  うちの施設は、クラフトやお裁縫を希望する利用者さんがたくさんいます。お裁縫は特に詳しいわけではないので、裁縫屋さんにこまめに足を運ぶようにしています。最近は面白い新商品がいっぱい出ていてぶらぶらするだけでわくわくします♪今回見つけたのは針に糸を楽に通すグッズ。これなら片手でも使用できるスグレモノです。
15Sep
- 【映画】潜水服は蝶の夢を見る
  ジャン＝ドミニク・ボビーは目覚める。そこは病室。自分が脳梗塞で倒れ、運び込まれたことを徐々に思い出す。医者や看護婦がやってくる。だが、おかしい。意識ははっきりしているのに、自分の言葉が通じない。しかも、身体全体が動かない。唯一、動くのは左目だけ。ELLE誌の編集長であるジャン＝ドミニク・ボビーは、妻と3人の子供たちと穏やかに暮らしていた。ある日、新車を試乗中脳溢血に襲われる。一命は取り留めたが、意識（記憶と想像力）および左眼の機能だけは正常だが、全身に亘っての麻痺、とくに言語中枢が機能しない重度症状により、リハビリのためパリから北部海岸の街ベルグの療養所へと移床される。全身の運動機能を完全に失ってしまった現在、唯一動かせたのは左目のまぶたのみだった…僕は生きている。話せず、身体も動かないが、確実に生きている。たとえ身体は”潜水服”を着たように動かなくても、”蝶”のように自由に羽ばたく記憶と想像力で、生きた証を20万回以上の瞬きで、自伝を書き上げた。
- 生活保護の夏季加算を検討＝猛暑による熱中症死者続出で―厚労省
  厚生労働省は15日までに、生活保護費に冷房費を上乗せする「夏季加算」の新設について検討を始めた。今夏の記録的な猛暑で熱中症による死者が続出したためで、生活保護世帯の夏の電気使用量を調べた上で必要性を判断する。　生活保護には冬季（11～3月）に暖房費を上乗せ支給する「冬季加算」があるが、夏季にはこうした加算はなかった。(時事通信)
14Sep
- チリの落盤事故
  チリの落盤事故からはや1か月が経ち、未だ33名の作業員が地下700メートルの坑道に閉じ込められています。真っ暗で食料も何もなく、いつ救助されるかもわからない状況から、救出作業が進み、少しずつ地下の生活は改善されてきているようです。でも救出作業は早くても11月までかかるということで、作業員たちの心的負担はとても大きいものでしょう。このような極限状態で、パニックにならず作業員みんなが規則正しい生活を送れているのは、優秀なリーダー（現場責任者）が統率しているからと言います。事故直後には、食料の配給制度や見張り役等の役割分担を確立し、規則正しく生活するように指示を出していたそうです。その後、換気孔が開けられ、食料や生活用品が手に入るようになってからは、作業員たちが精神的に参ってしまわないようにゲーム機の導入が検討されたり、たばこが支給されたりしているようです。最近はようやく電気が通り、明かりをつけられるようになったといいます。身体の健康と心の健康の両側面に気を使って支援している様子がうかがえます。一刻も早く救出されることを祈ります・・・
12Sep
- 車いすでバス　続き
  以前8月19日の記事でバスに乗れる車椅子の台数のことについて書きましたが、追加報告があります。まず、バスには車いすを固定できる場所が１～２カ所（メーカー等によって異なる）ありますが、同時に２台乗るには条件があるようです。同じバス停から２台の車いすで乗車し、同じバス停で降車することは問題ないそうですが、別々の停留場を利用する場合は、事前に問い合わせるのが望ましいでしょう。また、バスによっては、スロープ対応でないものや、車いすが１台しか固定できないものもあるので、事前に車いすの台数がわかっている場合は、営業所に問い合わせて配車調整していただくといいでしょう。座席へのトランスファーが可能であれば、３台目の車いすの利用も物理的には可能です。ただし、バスが空いていないと難しいですが。空いている時間を狙ってバスを利用するのも、障害者の知恵です。とある、電動車いすでバスを利用する方がおっしゃっていました。「目の前の１本に乗れなくても待ってれば次が来る」うまくやっていくにはそうした心の余裕も大事ですね。