橋の下の野宿の翌日。

しばらく走るとこのような看板がある。

サッビオネータという町のようだ


左下にユネスコのマークがかかれている。

別に世界遺産ハンターというわけではないが、

寄らない訳にはいかない。



この街も城壁で覆われていて、小さな門から街に入る。




城門はこんな感じ、階段は見張り櫓に登る為だろうか?

しかし、前日といい、城壁に覆われた町が多い、

かつて争いが多かったのだろうか?



この日は日曜日という事もあり、

露店が街中に出店されていた、

これは良いタイミングに訪れたようだ。



絵画が売られている。

バイオリンで、フニクリ・フニクラを弾いてる人がいて、

いかにもイタリアらしいメロディーを感じながらのんびり見て回る。



教会の時計塔。

しばらくすると、大きな音を立てながら鐘の音が響きはじめる。

街中に響く鐘の音はいいものだ。


モスクのアザーンもそうだったが、

教会の鐘の音も、聞いていて心落ち着く感じになる。


この後、パルマという大きな街を通り過ぎた後、

コレッキオという小さな町のベンチで休憩してたところ、

ネパール人たちに声をかけられて、彼らの家に行く。



そして、気付けば・・・3泊していた。

イタリアでネパール人の優しさを知る。



イタリアでは、とても多くの黒人やアジア人を見かける、

移民として来てる人や、ワークビザで働きに来ている人がいる。

彼らもそのうちの一部だった。



一緒に酒飲んだり、

ネパール式に、ご飯を手で食べたり。

これまでに経験したことのない、ネパールの文化をイタリアで経験しました。


みんな!!

デレデレダンネバード(=゚ω゚)ノ



コレッキオの街を出発してから、山道になる。

えっちらおっちらと登っていく。



道路標識に落書きってのは、色んな国で見かけたけど、

イタリアで見かけたこの落書きは、センス高すぎて笑った。


Bercetoという町に寄ってみる。



村の教会



内部はとてもシンプルだった、

飾り気もあまり無く、機能特化型の教会だなと思った。



峠の手前から、追いついたり、追い越されたりしていた、

ジョン&ルーシー

ミラノからローマを目指して夫婦で旅をしているという。

お互い仲良しやんけね。


彼らから、明日は大雨がくると、教えてもらった。

良い情報をありがとう。

そうすると今日、テントを張る場所を考えなくては・・・


グッドラック!!(20分後に再会)



峠の標高は1041mでした。



この峠の横には、教会が建っているので寄ってみる。

おぉ、とても良い雰囲気の佇まい。



内部もとても美しい、

そして、初めて見るタイプの間取りの教会だった。

えっと言葉じゃ説明しづらい・・・



こぢんまりとした峠の教会。
これまで訪れた教会の中で一番美しいと思った。




イタリア語分からないけども、

恐らくここらへん一帯は巡礼の道になってるらしい。

実際、ザックを背負って歩いている人を沢山みかけた。


四国のお遍路みたいに、ここらへんも、巡礼者が訪れる場所なのだろう


そして峠から、一気に下り坂。

明日は雨なので、

街に近く、人目に付か無い場所を探してテントを張る。



良い場所みっけ!!

こんなに空は晴天なのに、明日は雨か、

願わくは晴れてくれ。


さて、結果はいかに??


次回へ続く。