「キカイダー01」を第16話まで見ました。
第16話 恐怖！ミイラ男のニトロ爆弾
脚本：押川国秋、監督：永野靖忠
反抗期に突入してしまったアキラのご機嫌を取るために海辺で野球をするイチローたち。アキラが右手でボールを投げたことで、それが本人でないと見抜きましたが、そもそも擬態アキラに右利き用のグローブを渡したのはイチローでしょ 
まぁそれはいいや。そんなことなど気にならないくらい雑でガッカリな造型のシャドウミイラが出現。「アキラとヒロシの秘密は・・・」と喋りますが、この時点でアキラの兄の名前がヒロシだということはシャドウは知らないはずですが。海辺で遊んでいる間にシャドウゴーレムによって連れ去られたアキラを救出したのはキカイダー。戦闘中にゼロワンも駆けつけアキラからリエコも狙われていると聞き、アキラをジローに任せてリエコの元へ向かいます。ジローから「ホテルへ行こう」と誘われ拒むアキラ。ジローとホテルに行くと、またアレコレとタイアップ絡みのウンチクを聞かされることになる、とアキラも学んだのでしょう・・・という訳ではなく、前回から突然芽生えた反抗期。急に服を脱ぎ捨て自分の背中を地面に擦り付け傷だらけに・・・泣きながら、逃亡生活は嫌だと訴えます 
ごもっともです。オジサンだって、こんなの嫌です。
前回から引き続きタイアップ中の行川アイランドでフラミンゴショーを鑑賞中のリエコはシャドウに拐われミニスカートのまま手首を縛って天井から吊るされムチで打たれます。前回の山形博士もそうでしたが、本当に知らなくて答えようもない相手を捕まえてきて無駄な拷問をしてしまうのはシャドウのお家芸なんでしょうか・・・。仕方がないのでギルさんの霊を呼び出してリエコと対面させます。今回のギルさんはヒロシの名前も同行しているミサオの名前もペラペラ喋り、記憶の中から二人の顔まで見せてくれます 
シャドウがヒロシの名前を知るのはこのタイミングなので、やはり冒頭のシャドウミイラの発言はおかしいです。シャドウとしてはリエコを拐う必要はまったくなかったわけですが、お陰でリエコは前回遭遇したのがミサオとヒロシだったことに気づきます。リエコはニトロ爆弾を箱ごと奪い取って脱走。爆弾を投げるのは得意なようでミイラとゴーレムはともかくシャドウマンを結構倒します。キカイダー兄弟が駆けつけダブルチェンジでシャドウを追い払い、リエコからシャドウが水爆を奪って東京へ落とす作戦を遂行中であることと、ヒロシとミサオにホテルで会っていたことを聞きます。水爆作戦にはキカイダーが向かい輸送機からシャドウナイトとハカイダーを海に落として阻止、イチローはリエコとホテルへ（誤解を生みそうな表現ですな）、道中で襲ってきたゴーレムとミイラをブラストエンドで撃退。