椎名林檎は面白いと思いつつ、今まで真面目に向き合うことはありませんでした.
それは単に私がすれっからしだと言う事に関係しているのですが、これを紐解くと随分むかしの経験を思い出します。
私が、中学生当時好きだった佐野元春のSOMEDAYのアルバム表紙がブルーススプリングスティーンの”RIVER”の完全なパクリだって事を、知ったときの大人に対する恨みは忘れられません。
これは竹中直人がスリラーのコピーをしたようなあっけらかんとしたものではない、なんか暗いのです、、犯罪の種類でいうと”こそ泥”みたいな感じかな。
このころから、作り手のあざとさなどが気になりだし、音源ネタ探しや、PR活動を読み取るようになって随分と斜に構えて生きるようになりました。
長くなりましたが本題の椎名林檎と東芝EMIです。
お金をかけたパンクミュージックということで構えていたのですが、そんなもん必要ないです。
久しぶりに無防備でいることの楽しさと重要性を感じました.
凡庸だけどスゴイです。
犯罪者で云うと知能犯の詐欺師でしょうか?
一度だまされたら一生だまされることが気持ちいい状態を作ることで疑うということを少しづつ消していくそうです。
ファンの心理をしっかりとした技と心意気で誠実に支えていこうという意志を、椎名林檎はもとより東芝EMIのスタッフから感じました。好きでいることから得られる気持ちのよさは長く持続しそうです。
やっぱりいいな確信犯は、イメージの奴隷である我々に刹那の恍惚を与えてくれるから
まーいつまでも与えてもらうばかりじゃいけないので、そろそろ仕事にもどります。
では