人はばらばらな生き物。
それを忘れちゃいけない。
今日のB'z曲紹介:「MY LONELY TOWN」
Magicの頃の方向性の「ロックなB'z」の中の一曲。
イントロはリフというかこの曲のベースとなるフレーズひとつ。
でも、歌に入るとこのフレーズとはどこか違和感のあるメロディーと進行に変わるんですよね。
そこがなんとも、もしかしたら二つの曲を合わせたのかもしれないし。
後付で作ったのかもしれない。
サビのメロディーが先にできたのか、それともイントロが先にできたのか。
でも捕らえ方によっては(僕の有意的な解釈ですが)、
そのイントロの混沌とした感じと、
サビの力強くも切ないメロディーとの差が、
今生きる街と故郷との差、ひとりとふたりの差、
「MYLONELY TOWN」の意味を表しているのかなとも思います。
孤独とはなんでしょう。
誰もわかってくれない。思い通りに行かない。
人間関係や、仕事や、普段の生活や、夢や、恋愛や。
友達と語り合ったって、同僚と協力し合えたって、
自分のことを100%分かってもらうのは不可能なのかもしれません。
どんなに理解しあえているつもりでも、「え?なんでこんなこと言うの?」とか、
「なんでこんなことするの?」って、思っちゃうこと、ある。
自分のことを全ては分かってもらえないように、
自分も誰かのことを全て分かることはできない。
それはかなわぬ恋とは違くて、
当たり前として受け止めなきゃいけないことなんだけど、
どこか「それでも」と思ってしまうような。
受け入れなきゃいけない鈍い事実。
誰かと繋がっているようでも、
生きている自分の心の中、頭の中、
それは常にMY LONELY TOWNなんだ思います。
でも、それはみんな分かっている。
その中で、みんな孤独の中で、夢や希望を追い求めて、
歩いている。
戦っている。
それが美しく、強いことなんだって。
そして、その中で誰しも、「共感できる瞬間」を探していること。
「誰かと繋がれる瞬間」を探していること。
「全てをさらけ出せる"もうひとりの自分"」を本当は探していること。
「ひとりでは生きられない」そう思う瞬間があること。
だからそれを求める姿も、決して否定できることじゃないんだって。
それを見つけた瞬間が何よりも輝いていて、
それを糧に進んでいけるんだ。っていうこと。
だから、それを求めて、もがいても、苦しんでも、旅に出ても、良いんだよ。
誰も否定しない。それが「生きている姿」なんだから。
でも忘れないで。
いつかは誰しもLONELY TOWNに戻ってきてしまう。
でなんだか嫌いになれない。
懐かしい匂い。
自分自身。
月は照らしてくれている。
また進もう。
歩こう。
戦おう。
バンドサウンドと重厚なギターを基本としていますが、
サビではストリングス(バイオリン)の音が、とても効いていて、
これが非常に良い味を出しています。
孤独と強さをうまーく表現しています。
そしてどこか切なさもあるメロディー。