日替わり整備、今度はAPE。 | 猫とかバイクとかいろいろ

 

 

FTR250の修理を終え、ハーレーのホイール塗装も完了したばかりですが

入れ替わりに今度はAPE(改)スクランブラーの登場です。

 

大分前から時折機嫌を損ね、ぐずっってスロットルについて来ない傾向が

あったのですが、それが大分顕著に表れるようになったので。

 

大方ジェット類の詰まりが原因だろうと見当を付け、キャブを外し

開けて見たのですが、詰まりどころか殆ど汚れも無く綺麗なもの。

キャブの問題では無いのか?と思っていたら

マニホールドとの間にに入るOリングが切れていました。

 

ここから二次空気を吸っていたのでしょう。

これでは、パイロットスクリューを幾ら弄っても改善しない筈です。

 

ガラクタのストックから適当なOリングを調達、幾分小さいのですが。

気にせず無理やり装着!!

 

バラしたついでに各部をチェックすると、チョコチョコと問題点を

見つけてしまいました。

先ず、ノーマル?若しくはPC20あたり用と思われるマニホールド。

入口の径が狭く、キャブとの合わせ目が段差になっています。

 

エアクリーナに繋がるコネクティングチューブも、キャブの径が太過ぎたようで

裂けてしまっています。

今回は、応急処置として自己融着テープで穴を塞いで置きましたが

本来なら、マニホールドとコネクティングチューブを、このPD22キャブが

標準で使われている、XR100RかCRF100用の物に交換した方が良いでしょう。

 

それともう一つ、スクランブラー化で幅広のハンドルに交換した為

クラッチワイヤーの長さが少々足らなくなっているようで

ハンドル操作で干渉する部分の被覆が破れてしまっています。

 

ここも、応急処置で対応。

フレームのワイヤーホルダに止めず、余裕をもって動けるように

タイラップで緩く固定。

 

まあ、多少の問題点は残るものの修理自体は完了。

試運転がてら、町内を一回り。

 

懸案だった息つきや黒煙は全く無くなり、とても快調。

 

これでもう、気兼ね無く走れる様になりました