本田健さんの本が好きで


どの本だったか


これまでの人生でお礼を伝えたい人に

伝えましょう


のような事が書かれてあった気が。


その時、とっさに思い浮かんだのが

高校時代の恩師でした。




体育の先生で部活の顧問。


優しさの固まりのような先生。



臨時講師で赴任されていたので

教えていただいたのは

たった1年でした。



先生が退職されてから

寂しくて仕方なくて。



ちょうどその頃


学校にもなかなか慣れず

泣きながら通っていました。



退職後、


当時はスマホなんてないので


時々お手紙を書いて


そしたら必ずきれいな字でお返事くださって。



郵便屋さんが来るのを

ワクワクしながら待っていたりしました。


そのお手紙に

どれだけ救われたか。。




20年前


結婚式にも出席してくださいました。




自分が大人になって子育てをして


先生がどれだけお忙しい中


お手紙を書いてくださったことか、


いつも励ましていただいて


どれだけ生徒思いの

あたたかい先生だったか、


身に染みて有り難さを実感して。



4月の新聞の教員異動のページで

お名前を見たことがあったので



学校宛で

改めてお礼のお手紙書いてみようかな、と

一瞬思いましたが


そこまでしても悪いかな、と

そのままになっていました。




つい数日前


同級生から


その先生が交通事故で亡くなられたと


連絡がありました。




その同級生は

やっぱり部活で一緒に走っていて


今は母校で先生をしていて

陸上部の顧問をしています。


後輩の今同じく陸上部の顧問をしている先生が


恩師の後輩でもあるらしく


先週、大会の時に恩師に会って


結婚式の話をしてたらしいよ、と


教えてくれました。




告別式に参加させていただき


20年振りに再会しました。



悲しさと感謝で胸がいっぱいに。


再会は、できれば


笑顔でお酒でも呑みながらお話ししたかったな。



お隣に座られていらっしゃった方も


すごく涙をながされていて


声を掛けてみました。



本当に優しくて良い先生だったと


お互いの先生との思い出を話したら


別れ際に


たくさんお話しきかせてもらって

ありがとうございました、と。


こちらこそ、気持ちを共有させていただいて

有難かったです、


そう話してお別れしました。



先生はその後も


たくさんの生徒さんに愛情を持って

接して来られたんだろうな、


そう感じる告別式でした。



あの時、迷った時に


お手紙を書いて送れば良かった。。



でも、最後にお顔を拝見できて


きちんとお礼を伝えられて


本当に良かった。



恩人とはまさにこういう人のことを

言うんだな。


会えなくても


どこかで元気に過ごしてくれていたら


それで満足だったけど



もう二度と会うことも声を聞くことも

できないと思うと


本当に寂しい。



でも、先生と出逢えて


たくさんのあたたかさをいただき


それまでの人生の中でいちばん辛い時を


支えていただき


今があることは


感謝しかないです。



こんな素敵な先生とご縁をいただけたことに

日々感謝を忘れずに


先生の遺志を無駄にすることのないように

残りの人生、あとどれ位あるかは分かりませんが


自分なりに上を向いて行こうと思います。