忘年会、年忘れ
そんな年の瀬を感じる時期になってきました。
私自身は今年起きたコトについて
極力忘れたくない事
忘れてはいけない事
として書いておこうと思います
それは家族のコト
このブログやSTORYでも書いてきましたが
2016年はツボイ家にとって色々あった年でした
2月に長男の9歳の誕生日直前に入院
発達障害である彼は学校へ行かないどころか
発作がきっかけで母親への暴力が始まり
家族崩壊寸前
いやすでに崩壊していたところだったので
緊急入院に近いカタチで別々に暮らすことに
なったのです
育児で自信を失った嫁さんは生きる自信さえも
失い、義母義父との共同生活も2015年年末から
始まっていました
いい意味で長男と距離を置く時間と
専門の病院でプロのアドバイス
が聞けたことで、文字通り自分を信じる
自信を取り戻すことができました。
今思えば離れ離れの時間は
僕や嫁さんだけではなく
次男(7歳)や長女(3歳)にとっても
兄貴はかけがえのない存在、家族なんだ
と教えてくれたような気がします
発達障害というのは
目に見える身体的な病気や怪我ではなく
周囲にとっても非常に理解が難しい障害
誰だって集団行動が苦手だし
夜眠れない
朝起きるのが辛い
とか日々生きていれば
色々しんどいことはあるけれど
それを乗り越えて頑張ろう
と自分で踏ん張ったり
時には怒られてたりして
乗り越えていくものです
その過程が子どもから大人へ
成長させていくわけで
生きていくハードルは
だんだん高くなっていくもの
しかしそのハードルの間隔が
長男にとって短すぎるのです
この子にとって短すぎると
わかっていても
他の子や自分の子ども時代と
比べてしまうと
「なぜうちの子はできないのか
自分の育て方が間違っているのではないか」
と自分を責めてしまう。
「育児」という誰もができて当たり前
という世の中の考え方が母親を苦しめて
いるのかもしれません
の感想コメントを読む限りでは
同じ悩みを抱えている親が
相当数いるのではないか
と思いました。
そして育児のみならず
子どもに接する教育現場でも
等間隔で成長のハードルを
置いていくやり方でいいのか
いじめ、体罰などで
学校へ行っても地獄
になるくらいなら
学校へ行かないという選択肢
違う環境を用意することも
必要なのではないかと
考えるようになりました
子どもが入院することと同時進行でママが
ペアレント・トレーニング
を受講するようになりました。
ペアレント・トレーニングは
発達障害といった子どもの言動について
どう接したらいいかがわかるノウハウ
普通の子ではないと頭で分かっていても
気がつけば普通の子と同じように叱ってしまう
人との接し方なんてなかなか変えられるものではありません
そもそもの
「育児の考え方」
「子どもとの接し方」
を変える習慣づけが必要なのです
そしてその習慣づけこそが
育児と生きる自信を取り戻すトレーニング
我が家には目で見てすぐにわかる
長男の調子を知るサイン「信号機」が
並ぶようになりました
「信号」があることで助かったのは親だけでなく
次男や長女も
今日の長男は青信号だから一緒に遊べる!
疲れがあるのか機嫌が悪い黄色信号だから
今日は距離を置こう!
とか家族全体で
長男のコンディションを知る手立てを
掴むことができたのです
成長のハードル間隔が他の子どもと異なること
これを理解するのに我が家では9年かかりました
9年もなのか、9年しかなのかは誰にもわかりません
でも私にとって長男が成長しているという実感を
喜びに感じることができた1年で
あることは間違いありません
それが遠回りであったとしてもこれまでの苦労が
肥やしとなって我が家の生きる自信に変えてくれる
そう信じています
今週長男は頑張って月曜から木曜まで
学校へ行きました
木曜の夜に彼はこう言いました
「明日(金曜)も学校へ行きたいけど
行ったら疲れちゃって家で暴れるから休むね」
「頑張って一週間学校へ行ってみようよ!」
と私は口にするところでした
しかしその前に自分のコンディションを
把握している長男が週末に家族へ与えるトラブル
そのリスクを彼自身が防いだのです
彼の言った通り週末は穏やかに兄弟仲良く
遊んでいます
これからも長男の成長のハードル間隔を見誤らないように
見守って、そしてハードルを超えた時に
うんと褒めてあげたいと思います
長男が見せた成長のサイン
そのサインを見つけるには
できないコトを叱らずに
できるまでひたすら待って
できたことをとことん褒める
これが発達障害の子に対する接し方のコツだそうです
家族に限らず悩んで苦しんで、もがいている人にとって
ちょっとした見守りや褒めることが励みになったりするもの
私が見守れる人や褒める人は限られてしまうけど今年の経験は
育児以外でも役に立てたらいいなと思います
Facebookでの投稿やココで書く家族のことも
知ってほしいというよりは同じ境遇の人にとって
共感してもらうことがちょっとした勇気につながるのではないか
と考えているからです
2016年我が家にとっては
前半は怒ったり、哀しんだり
後半は笑ったり、楽しんだり
と文字通り「喜怒哀楽」の年でしたが
2017年と限らずこれからも家族全員で
成長のハードルに挑み、飛んで乗り越えた時には
みんなで喜び笑いあいたいな、と
引き続きツボ家の喜怒哀楽ストーリーに
付き合ってやってもらえるとこれ幸いです。






































