2月6日の夜、妻が亡くなって、そのまま日を跨ぎ7日通夜8日葬儀となった

 

妻は人付き合いが上手な方ではなく、友人と接する事があまり無かった

しかし通夜には妻の中学高校の同級生や息子達の部活仲間や親御さん、仕事関係の方々からたくさん参列して頂いた

 

会場に人が入りきらず、ロビー部分まで椅子を出し対応して頂いた

多分、妻本人が一番驚いているのではないだろうか

 

皆さんに「なぜ突然?あんなに元気だったのに」と聞かれる事が多く、その対応に追われながらも「これを教訓にして皆さんも健診に行くようにして下さい」と声を掛けて回る事ができた

これは今回たくさんの方に声を掛けさせて頂いた目的の一つでもあった

 

妻の親友にメイクの仕事をしている方がいて、妻の最後の化粧をお願いした

親友は「私でいいの?」と言っていたが、「是非お願いします」と言い、親友は涙を堪えながら奇麗に化粧をしてくれた

生前もたまに化粧をしてもらったりしていたので妻も喜んでいると思う

 

葬儀もたくさんの方に参列して頂き、私達家族は本当に感謝すると同時に、常日頃どれだけ周りの方々から助けられ生きているのかを実感した

 

葬儀後半、参列した全員で棺に花を入れていく

花に囲まれた妻の姿を見て涙が溢れた

 

棺を閉じる時に「もう棺を閉じると開けられませんが宜しいでしょうか」

と司会の方が言った

私はとっさに立ち上がり妻の元に向かった

妻の顔を撫でながら 「ありがとう 痛かったね 頑張ったね 後は俺がんばるから 大丈夫 ありがとう」 と、これまで必死に堪えていた涙が止まらない

 

この時に妻が本当に亡くなった事を実感し、堪らない気持ちになった

生涯忘れる事はない 

 

その後、葬儀場から送り出してもらい、火葬場に移動

妻のお骨を拾い、自宅に帰る

 

「やっと帰って来れたね、お帰りなさい」

 

両手で抱えた妻のお骨に話しかけて遺影と共に祭壇に飾り

3人で線香を焚き、手を合わせた

 

 

これで「妻と家族の闘病日記」は終わりとなります。