モラハラ・DV加害者がわかっていないこと | 共依存克服・夫婦問題カウンセラー大村祐輔 takeheartのブログ

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モラハラやDVの加害者は、

 

「怒るのやめるよ」

「怒鳴るのやめるよ」

「暴力するのやめるよ」

「物にあたるのやめるよ」

 

等と「おれ(私)は変わるよ」的なことを言いますね。

 

ただし、それは、

 

「本当はそうしたいけど無理矢理抑えるよ」

 

と言っているだけです。
 

そもそもそれは怒る必要があることなのか、
 

というような物事の捉え方を変えないと根本的な解決にならない、

ということをわかっていません。
 

同じことが起こっても怒らない人がいるかもしれない、

ということを考えません。

 

もちろん怒ったり暴力をやめることそれ自体は良いことですが、それだけで被害者が安心すると思っていることが相当ヤバいのです。

 

また、何か言い合い等の際に怒りで物にあたって壊れてしまった際に、それと同じものを買ってきたり直したりして「完結した」と思ってしまう人もいます。

 

物にあたったことによって、それを見た相手に恐怖感を与えてしまうことまで考えられていません。

 

相手に対する直接的な暴力じゃないから良いわけではないことがわかっていません。

 

そしてその後のコミュニケーションが不全に陥る可能性を考えられていません。
 

恐怖感によって相手は何も言えなくなるわけですからね。

ですから、完結するはずがないのです。
 

要するに、相手の情緒面に関して考えられていないということです。

 

今起きた問題が物質的な問題としてしか見ることができていないということです。
 

情緒面と物質的な面の問題は分けて考えないといけないのに一緒にしてしまっているのです。
 

そのため、

 

「同じ物買ってきたよ(だから良いでしょ)」

「同じ物買ってくれば良いんでしょ?」

「直したよ(だから良いでしょ)」

 

という言葉が平気で出てきます。

 

言うまでもなく、ASDの方に多いです。

情緒面に関して分かりづらい、という特性です。

 

目に見えないものは問題にならず、目に見えることだけが問題になる、

ということです。

 

そのため、新しく買ってきたり、直したりすることで、

「自分ができることは最大限にやった」

と思ってしまうのです。

 

相手が「そういう問題(買ってくれば良い、直せば良い)じゃないでしょう」と言うと、逆ギレします。

 

もちろんASDの方は逆ギレのつもりで言っているわけではありません。

 

こんなに頑張ったのになぜこれ以上言われなくてはいけないのか、

と思ってしまうのです。

 

こういうことがわかっていないのに、

 

「おれ(わたし)は変わったよ」

「おれ(わたし)変わるから」

 

と修復(再構築)を求めるのはいかがなものか、

と思うわけです。

 

修復(再構築)を求めるなら最低限理解して欲しいところです。

 

一度やってしまったら取り返しのつかないこともあるのですよ。

 

 

ご相談すること自体に悩まないでくださいね。

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