不幸中の幸いというべきか、時間がたっぷり空いていました。
誰も来る気配もなかったので、自分で何とか、気持ちを整え、状況の把握に頭を全力でまわしました。
ですが、気持ちも全く落ち着かず、不審者である、S君の父親が来ることに対し、恐怖が消えず、来て、殺されかけたら、どうしようとしか考えられませんでした。
そんな気持ちもありましたが、状況整理にはなぜか、しっかり頭が働きました。
自分の命の危機に対して、動物的に、整理をできたんだと思います。
その結果、教師たちは僕を敵視している。
なぜか。
なぜ教師たちは僕が嫌いなのか。
その答えが、教師たちは僕にこの事件を起こした責任があると思っていると思いました。
教師たちにとって、僕の存在はまさに、このG中学校(僕が通ってた学校)に問題を持ち込み、G中学校の名を汚すまさに敵、問題児。
そんなことを考えていると確信しました。
教師たち、学校側は僕のことをもはや不審者に怒鳴られた被害を多大に受けた生徒、とはもはや思っておらず、自分のことを逆に問題を起こした、加害者側として見ている。
それはのちに現実だということをわからざる負えない状況になっていくとは、その時まだ僕は知る由もありませんでした。