あなたの事業を短期間で再生させる! 事業再生&売上アップ講座  武田中小企業診断士・社会保険労務士事務所 -442ページ目

ホームページ作成講座 第3回です

本日は、ホームページ作成講座第3回目ですが、ホームページの考え方について述べたいと思います。

ホームページを簡単に「インターネット上の仮想支店」と定義します。御社が地方に支店を出すようなつもりで、インターネットというマーケットに、ホームページという「インターネット支店」を出すつもりで考えて下さい。

さて、企業が地方に新たに支店を出すと仮定します。一般的に支店のタイプとしては、以下の三つが考えられます。
 1)企業PRのための「ショールーム」
 2)地方開拓の「営業拠点」
 3)商品販売のための「販売店舗」


◆ショールームとしてホームページを利用する

まずは「ショールーム」的な利用方法が考えられます。

通常のショールームの目的は、お客さんに商品を見てもらったり、パンフレットをお渡しする場所です。ショールームでは物を売ることよりも、お客さんに情報を提供することを目的とします。お客さんに自社の製品や会社そのものをアピールする場所なのです。

インターネットでは、この「ショールーム」をホームページを通じて、自社の製品・サービスを紹介したり、企業理念や社長さんの想い等をアピールするわけです。

実際のショールームでは立地上の制約があり、来店できるお客様は限られますし、また営業時間も平日の9時から5時まで等、制約がでてしまいます。

でもインターネットのホームページでは、自社の情報を、24時間365日、いつでも、誰に対しても提供できるのです。

◆営業拠点としてのホームページ

二つ目の支店のパターンは「営業拠点」です。

通常「営業拠点」は、例えば生命保険の支店のように、営業マンが地域のお客さんを開拓するために設置されます。「営業拠点」をベースとして、地域のお客さんを開拓していくわけです。

現実の「営業拠点」では、「営業マン」がお客さんの所を訪問します。一方インターネットでは、この営業マンをホームページのコンテンツ(内容)が担当します。

ホームページにアクセスしてくれたお客さんに対し、営業マンの代わりにホームページが営業説明を行う、というイメージです。ホームページが営業マンの代わりに商品・サービス説明をして、そこから「資料請求」や「問合せ」につなげる、というのが「営業拠点」としてのホームページの使い方です。

お客さんがホームページのコンテンツを読むことは、営業マンから直接説明を受けることと同じ効果があります。お客さんは、営業マンの代わりに「ホームページ」から説明を聞いて、サービスや商品の概要を理解します。その上で、必要に応じて「資料請求」や「問合せ」、あるいは直接「実店舗」に「来店」してくれるのです。

先ほどの「ショールーム的なホームページ」では情報を提供するだけで、商売には直接つながりません。でもこの「営業拠点的なホームページ」の場合は、一歩進んでホームページに営業マンの代わりをしてもらうという考え方なのです。

◆販売店舗としてのホームページ

て最後の支店のタイプは、「販売店舗」です。駅前に新しくお店を構えるように、インターネットに商品を販売するお店をオープンする感じです。

インターネットでは、この「販売店舗としてのホームページ」のことを「ネットショップ」と呼びます。「ECショップ」や「オンラインショップ」とも呼ばれますが、ホームページに商品を掲載し、お客さんにホームページで直接購入してもらうスタイルです。

先ほどの「ショールーム」や「営業拠点」の場合は、ホームページ上で商品の販売は行わず、主として「情報提供」にとどまっています。一方この「販売店舗としてのホームページ」は、商品やサービスを販売するためのホームページです。

◆タイプ別ホームページの難易度

さて、「インターネット上の仮想支店」としてホームページをとらえた場合、それぞれのホームページ構築の難しさはどうでしょうか。

・ショールーム的なホームページ : 比較的簡単
・営業拠点的なホームページ : すこし高度なノウハウ必要
・販売店舗的なホームページ : 非常に高度なノウハウ必要


「ショールーム的なホームページ」を作るのは比較的簡単なので、多くの企業のホームページはこのタイプです。もし御社がまだホームページを持っていないのなら、まずはこのタイプから始めることをお勧めします。

一方、「販売店舗」(ネットショップ)としてホームページを運営するには、非常に高度なノウハウを必要とします。インターネット上にネットショップは相当数ありますが、ほとんどのホームページは儲かっていません。

ネットショップというのは、インターネットを利用した「通信販売」です。従って「通信販売」のノウハウがないと、全く商品が売れません。売れているショップというのは、ホームページを立ち上げたから売れているのではなく、ネットを使った通信販売の「ノウハウ」があるから売れているのです。

従って通信販売のノウハウを持たない企業が、この「販売店舗としてのホームページ」、すなわち「ネットショップ」を立ち上げるのは、あまりお勧めしません。最初の内は、「ショールーム」あるいは「営業拠点」としてホームページを利用しましょう。

この講座ではこれ以降、「ショールーム」あるいは「営業拠点」としてのホームページ作りを念頭に置いて、お話しを進めていきます。