皆さんこんにちは。

本日は、「会社の品格について」というテーマで書き留めたいと思います。

 

リンクアンドモチベーション社の小笹会長が書かれた同名の書籍が有名ですね。

品質問題や社内でのハラスメントなど不祥事が続く中にあって、今こそ品格が問われているのだと感じています。

 

品格の定義は色々とあるかと思います

通常は人間の品格として考えられますから、「教養」であったり、「礼儀・礼節」、「律」、「謙遜」、「自利利他のバランス」など色々な要素があると思います。

 

では「会社の品格」という面ではどうでしょうか。

会社は法人格をもつとはいえ、会社自身が何か意思決定して動くわけではありません。会社に属する社員一人ひとりが考え、判断した行動が、すなわち会社の行動となります。ですから会社の品格は社員一人ひとりの品格が現れているものだと思います。

 

 

以前にある講義で学んだのですが、「いまこそ経営に哲学が必要である」とのこと。利益至上主義のみに走る会社は、人間として共存して生きることに対しての意識が薄弱で、薄っぺらい価値基準ですべてを判断してしまう結果、不祥事などに繋がってきてしまう。何のために働くのか、何のために生きるのかという「意味」とか「価値観」まで意識する経営を考え直すべきでは、という内容でした。

 

ハラスメントも典型的な品格の問題であると感じています。

数字上の成果を上げている優秀な社員であっても、他者の痛みが分からない人間は、最終的に組織を壊してしまいます。

色々な人間がいて、それぞれの立場があって、その上で共存して組織は成立しているのです。好き嫌いを持つことがダメなのではなく、好き嫌いがあってもその中でも組織の存在理念や共通の目標に向かって、力を合わせる努力をできるかどうか、そこにこそ品格が現れるのだと思います。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

2022.3.19 #229

 

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