皆さんこんにちは。

本日は、『「楽しい人」が成功する』をテーマに書き留めたいと思います。

 

樺沢紫苑さんの著書『3つの幸福』という書籍の中に、「楽しい人」が成功する、という言葉があります。人間は、楽しいと感じるとき、ドーパミンが出てモチベーションも上がり、生産性も記憶力も向上して、学習能力も向上する、というデータがあるそうです。

 

確かに「楽しいとき」は時間の経過がすごく速かったりしますね。何かに没頭して時間の観念もなくなる「フロー」の状態も、その一つなのかもしれません。

 

でもこれは、自分自身の世界だけで楽しいと感じているだけでは、本当の成功には繋がらないのだと思います。そのように楽しいと感じている人間が、周囲に対してその楽しさをシェアするような言葉を投げかけ、行動をすることにより、「楽しみの連鎖」を起こせるから、その人は成功するのだと思います。一種の「楽しみのインフルエンサー」になるということです。

 

 

人間は、「与えられること」と「失うこと」を比べると、「失うこと」の感覚の方が相当に鋭敏です。ですから、「楽しみのインフルエンサー」も簡単ではなくて、短期間、短時間の楽しみの伝播では周囲にはなかなか伝わらず、日常的な自分のコンディションを「楽しいモード」にしておかなければ伝わりにくいです。ですから自己理解を進め、自分の影響力を謙虚に考えなければならないのだと思います。

 

同書の中で、まずは「与える、与える、与える」を3年間続けること、というくだりがあります。見返りを期待してしまうと、その期待が適わなかったときにダメージになってしまいます。自分が枯れないように、笑顔をもって周囲に楽しみの種をまくこと、そんな生き方ができれば素晴らしいと思います。

 

かくいう自分を振り返ると、できていないことが圧倒的に多いです。でも、小さなことですけど、少しだけ give give give をしている自分にも気づきます。それがいまの自分の救いなのかも、と思ったりしています。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2021.8.21 #199

 

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